【調べてみた】合同会社って何？
僕はSEとして働く傍らで、起業に向けて勉強や準備をしています。
起業するってことは、会社を作ることになります。
ただ、会社といっても、世の中には「株式会社」だったり、「合同会社」っていうのもありますよね。
一体どう違うの？なんでいろんな種類があるの？
そんな素朴な疑問に対して、僕は起業を目指しているのに恥ずかしながら知らなかったので、調べてみました！
1.会社って何？
まずそもそも、「会社」ってなんでしょう。
唐突にそう言われても、、と言う感じですよね笑
社会人になって就職したら毎日通う会社。
それがそもそも何なのかなんて考えたこともありませんでした。
調べてみると、会社っていうのは法律的にはこう言われています。
会社法に基づいて設立された、営利を目的とした商業行為を行う集団
要するに、利益を出すための集団ってことですね。
2012年の国のデータでは、日本の会社は257万8,593社あるそうです！
とんでもない数！
法律的には会社は「法人」と呼びます。
法人には公益法人やNPO法人みたいな非営利団体もありますが、ここでは利益を目的にした営利法人のことに絞って書きますね。
2.株式会社と合同会社
ここから、いよいよ気になっていた「株式会社」と「合同会社」の話です！
同じ会社なのに、何が違うんでしょうか。
株式会社
会社といえば多くの人のイメージがこっちじゃないでしょうか。
株式会社○○の社長です！って言ってみたいですよね！
株式会社は、全法人のなんと96%を占めると言われています。
合同会社
誰でも知ってる会社でいうと、かの有名なGoogleやAmazon、日本ではDMM.comとか西友なんかも合同会社なんだそうです。
合同会社の歴史はまだ浅くて、日本では法律的に2016年から始まったとのこと。
それもあって、まだまだ知名度は低くて、合同会社って何者？という人が多いのが現状ですよね。
両者の違いについては、わかりやすい表があったので参照させてもらいたいと思います。
これをみると一目瞭然！
1番の違いは会社の持ち主で、株式会社はその名の通り株式を持っている人=株主のもの、一方で合同会社は社員のものになるそうです。
そのほかにも設立費用とか、お金の集め方とか経営の自由度とか、いろんな面で違いがあるんですね。
個人的には、合同会社だと社長になっても「代表取締役」って言えないんだ、、というのがちょっとだけ残念に思ってしまいました笑
3.合同会社の良いところと悪いところ
ここでは、合同会社の良いところと悪いところをわかりやすく紹介します。
良いところ
1番のメリットはコストが安い！
設立にかかるお金も株式会社の半分で済むし、定款認証とか決算公示というややこしい手続きも不要です。
そして、何より自由！
株式会社だと株主の立場が強いので、どんなに社長や社員のやりたいことがあっても、株を多く持つ株主がノーと言えばノーになってしまいます。
逆に合同会社は社員のものなので、誰にもとやかく言われずに自由な経営ができます。
あと、株式を発行しないので、よそ者から株を買い占められるということもなく、会社を誰かに乗っ取られる心配もありません。
天下のGoogleとかAmazonさんがあえて合同会社を選んでいる理由も、この辺にありそうですね。
悪いところ
まず、信頼度が低い！
さっき書いたように、まだまだ歴史も浅くて知らない人も多いので、どうしても株式会社の方が信頼度が高くなります。
あとは、資金調達の方法が限られる！
株式会社は株式を発行して、広くたくさんの人から資金調達ができます。
合同会社は株式発行ができないので、金融機関や国からお金を借りるくらいしかありません。
これは結構厳しそうですね。
まとめると、コストはかかっても信用を得てたくさんの人からたくさんの資金を集めて、でっかく事業をしたい！という人は株式会社、
でっかくなくても良いから自由にリーズナブルにやりたい！という人は合同会社、という感じでしょうか。
ちなみに、合同会社で始めた場合でも、途中からやっぱり株式会社にしたい！って時は変更もできるそうです。
その時は最初から株式会社を立てるよりはお得にできるみたいで、手続きにかかる費用は約10万円、日数として40日かかるようです。
さて、ここまで今回は合同会社について書いてみました。
僕も全くの無知だったので、調べる中でわかってくると面白い！
自分の起業にとって最適な形を選んでいきたいと思います。
法人名を考えるのもワクワクしながら、良い会社を作れるように努力していきます。
参考
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