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座位で中殿筋を鍛えるには?

結論から言います。

座位では中殿筋は外転ではなく内旋に作用します。

これは股関節が屈曲位となるため筋の走行が大腿骨長軸と一致しないためです。

座位で内旋させることは側臥位で外転させるときと同等以上の筋活動が得られ、この傾向は前部線維で強くなります。

側臥位をとれない患者で中殿筋を鍛えたい場合は座位で等尺性内旋を実施しましょう。

参考文献 股関節の運動方法と中殿筋の筋活動 高山正伸 他 第48回日本理学療法学術大会


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