ヒップスイング
人は股関節、足関節、ステップ反応によりバランスを制御している。
ここでは股関節で姿勢を制御する練習となる。
最終的には全ての戦略が協調的に働くことが目的だが、まずは個別に練習し、各関節の動きをしっかりと出していくことが大切。
①麻痺側下肢を少しだけ前に位置させて立つ。
②体幹正中位を保ったまま、麻痺側へ体幹を回旋させる。回旋と同時に非麻痺側膝を90°屈曲させる。
③非麻痺側を下ろすが、非麻痺側母趾が麻痺側踵〜母趾側に来るよう、狭い立位をとる。
理想はL字型で立つこととなる。
④L字の状態から立位に戻る。