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橋出血の予後予測

臨床症状では、高度意識障害、眼球固定、対光反射消失、除脳硬直肢位は予後不良の徴候。

しかし、呼吸障害、四肢麻痺は必ずしも予後不良の徴候とは言い切れない。



CT所見上、血腫の視床ー基底核および中脳広範囲進展は予後不良である。

しかし、中脳一部への進展は、第四脳室穿破を伴わなければ予後不良因子とはならない。


血腫の第四脳室穿破は、一般に予後不良な大血腫に伴ってみられるが、小血腫でもみられ、この場合は予後不良となる。


血腫の横径が25㎜以上は予後不良と言われている。


参考文献 橋出血の臨床的検討 古賀信憲 他 

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