見出し画像

腰部多裂筋を極めろ!

腰部多裂筋

体幹伸展、同側側屈、対側回旋に作用。

L3を基準に遠位は多裂筋、近位は脊柱起立筋の圧痛が多い。


深層線維(short fiber) 

1つの椎間関節ごと。

各棘突起とその下位の乳様突起ならびに椎間関節に走行


リラクゼーションと促通方法

自動最大収縮と他動最大伸長を用いた反回抑制

側臥位(促通したい方が上)で腸骨を把持しゆらゆらさせながら他動的に引き下げる。そして自動運動での最大収縮により元に戻していく。抵抗により2秒程度止めてもよい。



浅層線維(long fiber)

2~4つの椎間関節ごと仙骨へ走行


走行と促通肢位

①L1棘突起⇒PSIS

股関節軽度屈曲


②L2棘突起⇒上部背側仙腸靭帯

股関節軽度屈曲


③L3棘突起⇒下部背側仙腸靭帯

股関節屈曲30°


④L4棘突起⇒仙骨下部背面外側

股関節屈曲60°


⑤L5棘突起⇒正中仙骨稜の両側

股関節屈曲60°


方法

上記肢位で起始、停止を把持し、「背中をそらしてください」と指示し、自動最大収縮を補助し、背中を丸め、他動的に最大伸張させる。


言葉では伝わりにくいですね。単なるメモです。(笑)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?