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股関節

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記事一覧

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ヒールコンタクトで膝伸展させることの大切さ

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歩行でのフィードバック、フィードフォワードの注意点

身体状況や環境の変化に応じた動きの調整は、変化に対する応答と先を見越した予見的調整の2つ…

大腿骨頸部、転子部骨折患者に対する自主トレのポイント

筋力強化を図るためには日常生活以上の負荷をかけることが必要。 一般的には最大収縮の60%以…

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生活期における左大腿骨頸部骨折者における歩容改善

評価 左MStでの頭頸部および体幹左側屈・左上肢外転・左股関節外転の戦略をとっている。 ⇒…

TAE

 経カテーテル動脈塞栓術(transcatheter arterial embolization; TAE)とは,止血あるいは腫…

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CCHS後の杖歩行獲得の目安

仮骨は術後約4週間で形成される。  早期の過多な歩行や荷重はカットアウトのリスクともなり…

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骨盤骨折

骨盤骨折 交通事故や高所からの転落などの高エネルギー外傷によって起こることが多く、多発外傷を伴いやすい。 高齢者では軽微な外力で生じることもある。 寛骨臼骨折と骨盤輪骨折に大別される。 ・寛骨臼骨折股関節の関節内骨折。 関節内骨折のため、正しい位置での整復が重要で、転位が残ると変形性股関節症となる。 受傷肢位や外力の大きさにより、股関節の脱臼を伴うことがあり(脱臼骨折)、この場合後方脱臼骨折が多い。 ・骨盤輪骨折寛骨臼骨折を除いた骨盤骨折。 大量出血による出血

CHS(SHS)とγ-ネイル(SFN)

CHS(SHS)とγ-ネイル(SFN) CHS(SHS) 安定型骨折で良好な固定が得られやすい。 構造と…

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中殿筋の正しい収縮を促す

中殿筋の正しい収縮を促す 患者が股関節外転運動時に、股関節、膝関節、足関節のどこに注意を…

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体幹右回旋、股関節屈曲位での立位を修正する

体幹右回旋、股関節屈曲位での立位を修正する 右腹斜筋群の過度な収縮にて体幹、股関節を固め…

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結局歩行器って何使えばいいんだ!?〜膝への負担から紐解く〜

・車輪付き歩行器(以下C付ピックアップ) ・椅子付き歩行車(以下シルバーカー) ・前腕支…

膝に負担をかけずに筋肉を鍛えよう~ハーフシッティングスクワットの巻~

片側の臀部を着座して前後に開脚した姿勢(ハーフシッティング)から膝関節を屈伸させずに体幹…

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鵞足が痛いなら薄筋と縫工筋

縫工筋 側臥位にて股関節伸展内転内旋させることで伸張される。 この時に疼痛がある場合は縫…

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股関節が痛いのか、腰椎が痛いのか見極めろ

①可動域 それぞれの関節運動の最初に痛みが誘発される場合には、その関節に起因する痛みである可能性が高い。 痛みやこわばりにより正常可動域の半分以下に制限されている場合にはその関節の病理が疑われる。 ②エンドフィール 股関節の他動運動にて骨性のエンドフィールによって制限されている運動方向があればそれは股関節の問題が示唆される。 他動運動がスパズムにより制限されている場合には、股関節と腰椎どちらに起因するスパズムかを判別するのは難しい。 ③制限の方向 股関節の反対の