映画『さがす』
この作品も、
ポスター、予告PVで惹かれた。
ほんとポスターは大の好み。
監督は、片山慎三さん。
脚本は、
片山慎三さん、小寺和久さん、高田亮さんの
共同作品だ。
なんと言っても、脚本が好きだ。
切ない中に、明るさがあり、
明るさの中に影がある。
止めなければ、影はどこまでも伸びていく。
個人的にとても好みの作品だった。
もう冒頭の5分で、というか、
始まった瞬間に、好きだなって思った。
そして、観終わったあとに、
うん。最初の感覚は
間違っていなかったと思った。
佐藤二郎さんと伊藤蒼さんの親子は圧巻。
これはぜひ、自分の目で観てほしい。
作品のネタバレになるのが嫌なので、
詳しくは言わないが、
この作品に出てくる、生死について、
子どもの頃から親と何度も話していたことがある。
個人的な見解は持っているけど、
それだけが正しいとは思わない。
凄く難しい問題で、正解はないと思う。
お互いが愛するが故の葛藤だ。
タイトルの『さがす』も納得で、
なぜ、さがす。なのか。
誰が何を探して、何を見つけるのか。
心が繋がっているようで繋がっていない。
けど、ちゃんと繋がってる。のか?
そんな人生のような作品だった。
いやー、観てほしい。
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