「コスパ」の悪い買い物をしよう
「コストパフォーマンス」という言葉。
いつからか、日常的に聞くようになった。
コスパがいいっていうと、「安くて良いもの」を指すようなイメージだけど、それは完全な誤解だと思っていて。
支払った金額よりも、得られた効果の方が大きいと「コスパがいい」わけなんですよね。つまり「値段の安さ」はそんなに関係は、ない。
ファッションにおいて「コスパのいい服」とは?
僕は本やインターネットで、ファッションについてあれこれ語っているわけですが、この分野における「コスパのいい服」というのは、やっぱりユニクロなんですよね。一般的には。
とにかく、安い。
そして品質が安定している。
コスパがいいのは間違いないです。
だから僕はユニクロを活用しながら、少しでもファッションを身近に感じてもらえるように日々発信しています。
コスパばかりを意識するのも危険
でも、コスパばかりを意識するのはとても危険だと思っていて。
なぜなら、一般的に言われる「コスパの良さ」は、大体が短期的な視点で語られることが多いから。
「安くておしゃれ」っていうのはせいぜい1〜2年しか効用がない。
そして価格が安い分、記憶に残るような感動は得られないんですよね。
でも思い出してもらいたいんです。
あなたの人生の中で「記憶に残るような買い物」って、どんなものだったでしょうか?
①高かったけど奮発して買ったもの
②いつもと違うものにあえてチャレンジしたもの
③何かの記念に買ったもの
こういうものこそ、振り返ってみた時に記憶に残るような服だったと思うんですよね。自分の価値観を変えてくれた買い物です。
高い服を買うのは、コスパが悪いのか
特に、ちょっと高いものを買ってみる。っていうのは一見、コスパが悪い決断なんですよね。服なんて本来は着れたら何でもいいわけですから。
そこにあえて投資をするって、やっぱり非効率的です。
でもその一着が「ファッション観」を変えてくれたり、
着ていてものすごく気持ちが良かったり、
人からたくさん褒められたり、
たくさんの変化をもたらしてくれることも、ある。
長い目で見た時、記憶に残る1着になる。
それは結果的に「コスパの良い服」だったんじゃないかって。
僕は思うんですよね。
年に1つはコスパの悪い服を、あえて。
今、安くて良い服はたくさん溢れているから、
ついそういう服ばかりを選んでしまいがちなんですよね。
でも、年に1つでいいから、
コスパが悪い買い物をすべきだと思っています。
①高かったけど奮発して買ったもの
②いつもと違うものにあえてチャレンジしたもの
③何かの記念に買ったもの
この中のどれでもいい。
10年後でも思い出せるような記憶に残る買い物。
僕たちは体験した方がいいと思っています。
僕の場合・・・
ちなみに今年の僕はと言うと、
サンローランのレザートートバッグを買いました。
奮発しました。
記憶と懐に深いインパクトを残してくれました。
今でもこのバッグを見る度にワクワクします。
背伸びをして買ったものは、気分の良さがしばらく続くんですよね。
5年前、初めての出版記念に買った時計も、
未だに僕の気分を上げてくれます。
時計をする度、仕事のスイッチが入ります。
これはきっと、長い人生という尺度で見ると、
コスパの良い買い物だったと思うんですよね。
みなさんもぜひ、
コスパが悪いようで、実はコスパ最強の買い物を、
ときどきは体験してみてくださいね。
それでは今日もステキな1日をお過ごしください!
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