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ヨッシーのよこしま日記

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ヨシカワケイコの視点で書いた、日常生活で感じたことや出来事など1~2000文字のライトなエッセイ。
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それっておかしくない?

人間は都合のいい生き物だ。 勉強だけで評価することテストの点はいいのに通知表の評価は低い。「積極的に授業に参加する」タイプではないし、提出物も忘れがち。担任から嫌われて内申点を下げられた。学力はあるのに担任のさじ加減ひとつで変わる内申点。 『内申点は先生によって評価が違いすぎて不公平だ。勉強はできるのに、勉強以外のことのせいで正当に評価されないのはかわいそう。』 会社の部下。皆が知ってる有名大学を卒業している。確かに喋る言葉は難しい言葉をよく使う。たぶん勉強はできたんだ

知っていると、楽しい。

今年の夏、藤井聡太棋士が将棋界を大いに賑わせていたのは、将棋をまったく知らない私でも知っている。 ——「同飛車大学」 とある日のTwitterのトレンドにでていた言葉だ。 みてみると、なんかわからないけど大事な対戦で藤井棋士がなんかすごい手を使ったらしくてTwitterがすごく盛り上がっている。 将棋に詳しい人たちが(たぶん)目をキラキラさせながらつぶやいていて、すごく楽しそうだ。 「びっくりするような手を使った」という事実はわかった。でも、それがどのくらいすごいのか

AIに仕事を取られてしまうのは悪なのか?

ひさびさのnote。最初はTwitterにつぶやこうかと思ったけれど、こっちに書くことにした。 私の仕事は片付け。 もちろん、実際にお客様宅にお伺いして片付けもするんだけど、どっちかっていうと重きを置いているのはそこまでのコンサルやプランニングだったりする。 「この現状を作った要因は何か?」「改善するにはどんな対策を講じたらいいか」。分析・立案だ。 でも、世間一般には「片付けの仕事」というと、実際に手を動かして片付けの作業をするイメージの方が強いんだろうな、とは思って

「学ぶ」は「真似る」。『できない自分をさっさと認める』が上達の近道

自分ができないことを認めた人間は強い。 自分ができないことを認められない人間ほど、周りにいる『できる人』を見て「自分だってやればこのくらいできる」と思ってしまいがちだ。 思うのは自由。 でも思うだけではできるようにならない。 変なプライドは捨てたもん勝ちだ。 「素直な人ほどよく伸びる」と聞くが、それはすぐに行動を起こすことも理由のひとつなんじゃないか。 もし、身の回りに『師』と呼べる人がいないなら、このインターネット時代、調べればいくらでもノウハウが転がってる。 学

世の中は不便に飢えている

先月末から急速に広まっている音声SNS『Clubhouse』。 私も登録して一週間あまり経つけれど、まあまあはまっている。特に深夜はヤバい。夜は芸能界の人たちのルームが多くなり、聞いているとあっという間に2時とかになってしまう。若いころにオールナイトニッポンを聞いていた時の感覚に近い。 「リアタイのみ」の希少性Clubhouseがなぜこんなに急に広まったのか。解説記事はいろんな人が書いているので省略するけど、理由のひとつがリアルタイム性。今じゃないとだめなのだ。 世の中

【フリーランス】仕事における3タイプ「0→1」「1→10」「10→10」のスキルの違いについて思うこと

ビジネスの世界というかフリーランス界隈では0→1にできる人がすごいとされがちで、確かに誰も見向きもしないときに海のものとも山のものともわからないものを、ただただ自分の嗅覚を信じて飛び込んでいくことはそうそう誰にでもできるものではない。 前職を含めるとフリーランスとして働いて約20年。周りを見ると0→1タイプの人はもちろんいるのだけれど、フリーランスが0→1タイプしかいないかというとそうでもなくて、0→1タイプもいれば1→10タイプや10→10タイプもいる。 この3タイプの