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原料は『ほぼ玄米』(精米歩合90%)、郡山の酒『にいだしぜんしゅ(大限定っ‼)』

8月にお酒を2本いただきました。
ヤマトのクール宅急便で受け取ったけれど、
「……どうも、お酒が割れたようです」
と申し訳なさそうに配達の人。
包装が濡れている。
どうやら酒瓶は薄い紙の箱に入っているだけで、クッション材は入っていないようだった。
「……これは、送ってきた商店側の問題ですね」
ヤマトもいい迷惑だろう、と思ったけれど、ともかく交換&再発送してもらうことにした。

せっかくなので早く飲みたい……と思いつつ、この猛暑、ビールばかりの毎日で、ビーフやラムなど草食系動物を食す時にはやはり赤ワイン、ということで、ずっと冷蔵庫に眠っていました。

まだ暑いものの、ようやく冷房無しで夕食が可能になったため、登板してもらうことになりました。
……のが、この『にいだしぜんしゅ』

斬新ですね……

郡山の酒蔵『仁井田本家』の看板銘柄で、無化学肥料で育てた自然米から造った「自然酒」だそうです。

玄米からどれだけ磨いた米を原料にして酒を造るかを(残った米の割合で)、『精米歩合』といいますね。
『大吟醸』はこれが50%以下で、よく『雑味が無い』などと表現したりします。
この『にいだしぜんしゅ』はその逆で、
・磨きが少ない(『精米歩合』が80%!
酵母無添加(蔵付き酵母のみ)
だそうです。
磨きが少ない故に(おそらく、農薬成分は『胚』に蓄積されるからでしょう)、自社田や契約農家で栽培しているお米は、
〇一切農薬・化学肥料は使用せず、
・元肥は、稲ワラや籾がら、米糠を用いた堆肥やぼかし堆肥のみ。
・本肥は有機肥料とすること。出穂後の追肥は行わない。
・農薬は一切使用せず、除草は手取りや田車による。

という規則に従って栽培されているとのこと。

では、これは?

この『大限定っ‼』は、というと:
・より玄米に近い『精米歩合90%!』という低精白の『にいだしぜんしゅ』
・蔵出し総数420本の超限定品!

なんだそうです。

原料米 : トヨニシキ(自社栽培米)
精米歩合 : 90%
アルコール分 : 16.5%

さて、封を切ったこの晩は、柵で買ったハマチの、
・半分はそのまま刺身で、
・残り半分は胡麻油ベースで韓国風の漬けで、

2種類のハマチと共にいただきました!

で、お酒ですが、すっきりして、かつ、コクのあるいい味です。
『磨きが少ない』ということでもっと雑味があるのかな、と思ったのですが、そのようには感じなかったですね。

気に入りました!

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