見出し画像

なんでもかんでも、AI、AIだけど…

 世の中に【Artificial Intelligence】…つまりは

AI(人工知能)


 が溢れすぎてはいないだろうか?

 数ヶ月前…『X』にもAI機能が搭載されたが。

「Grok」がソレ

 サブスクを支払うと『X』でAI機能が使えるらしい。

有料……

何を問い合わせるんだ?


 『X』で人工知能に頼る使い方なんてあるのか?
 どこで問い合わせるんだ?

 あと、企業や市町村で問い合わせがAIチャットとかになっていたりするが、結構な確率で求めている回答は返ってこない。
 この前、道路が陥没していたのを見かけたので、区役所のAI(チャット)に問い合わせたら「そこは私道だから@@課に問い合わせて!」ときたもんだ。
 特殊ケースかもしれないが、二度手間感を覚えたのは間違いない。


 にしてもマジで…なんでもかんでもAIとか言っておけば最先端企業と名乗れるだろう…みたいなAIの糞サービスが爆誕してないだろうか?

 ちなみに、まだ『ChatGPT』すら信用してない。

 例えば……『ChatGPT』にサンジャポについてちょっと学習させた後、

(サンデージャポンの)視聴率を上げるためにはどうすれば良いと考える?
テレビプロデューサーの視点から適切なゲスト案を5人あげて。

と聞いてみるとする。
すると……。

視聴率を上げるためには、視聴者の興味を引きつける多彩なゲストを招くことが重要です。以下は、テレビプロデューサーの視点から考える適切なゲスト案です。

1. 藤井聡太
  - 将棋界の若きスターであり、幅広い年齢層に人気がある。最近の活躍や将棋界のトピックを語ることで、多くの視聴者を引き付けることができる。

2. 池上彰
  - ジャーナリストとしての豊富な知識と解説力で、政治や経済などの難解なトピックを分かりやすく解説してもらうことで、視聴者の関心を引きつける。

3. 浜辺美波
  - 若手女優としての人気が高く、特に若い視聴者層にアピールできる。最新のドラマや映画のプロモーションとしても有効。

4. 堀江貴文
  - 実業家としての鋭い視点や物議を醸す発言で話題を提供。特にビジネスやテクノロジーに関心のある視聴者にアピールできる。

5. 渡辺直美
  - お笑いタレントとしての魅力と海外での活動経験を生かし、バラエティ要素を強化。明るいキャラクターで番組を盛り上げることが期待できる。

これらのゲストを招くことで、番組に多様性と話題性を持たせ、視聴者の関心を引きつけることができるでしょう。

 これはまだマシかな?
 前回は「マツコ・デラックス」「有吉弘行」とか…。
 もっとむちゃくちゃな名前を提案してきたからなぁ(苦笑)。
 ただただ人気者の名前を挙げればいい…みたいな回答だった。

彼らは『サンジャポ』に
出ないよ!(怒)


 番宣じゃないと浜辺美波なんて引っ張ってこないし、そもそもそういうテレビの出方はしないだろう。

 AIを「壁打ち相手」とか「参考程度に」で使っている人はいるようだが。
 今のところ「これが正解!」では絶対にない。

 とかく、クリエイティブな作業の中でも「文章を考える」とか「空気を読みつつ考える」的な回答は苦手な印象がある。

 そう言うと「画像生成」や「音楽生成」のことを挙げてくる人もいるし、「会社の書類の文面(草案)」をAIで作成しているよ…なんて言う人もいる。
 それは完全に「相性」だと思う。
 とにかく、放送作家(芸能界)とAIはあまり相性が良くない。
 2024年現在、AIが提案する企画は面白くないし、AIが書いた台本も面白くない。


 お笑い芸人さんもそうじゃないかな?
 AIが大喜利に答えてくれたりする『大喜利人工知能』というのがあるが。

 使った感じだと、笑えた打率は1割以下。
 超偶然に面白い回答が出てくる場合があるが、やはり「既存の言語データベース」から言葉を引っ張ってくる限りは人間のセンスに勝てていない印象。
 「空気」とか「忖度」は学習しにくいんだろう。

 なので、AIに”ミルクボーイ”のシステム漫才は思い付けないし、”笑い飯”の鳥人設定は書けない…。

 だからこそ、人間の仕事が奪われないで済んでいるのかもしれないが。


 また、リサーチとかで使おうとしても

「周囲に民家が一軒も無いような田舎・地方のお店をリストアップして!」
「人口が1人しかいない自治体の名前を教えて」

 的なコマンドを入れたが、望む答えは返ってこなかった。


 【AI】は「相性」だ!
 …とりあえず、今現在の俺の答えはコレ。
 異論は認める。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?