無人店舗の【IoT】やら【DX】がAI化しない理由
近年、無人販売店で「食料泥棒」が多発している問題。
コロナ禍以降は特に無人店舗が増えている傾向にあると思われるが、それに伴い窃盗事件のニュースも多く目にするようになった。
無人店舗は人件費の削減などが出来る一方、こうした万引きリスクへの対応が遅れていると思う。
防犯カメラをちゃんとセッティングしているはずなのに、どうして犯罪者たちは窃盗を繰り返してしまうんだろう?
と思ったりもする。
「こんなに頻発して事件が起こるなら、一度窃盗をした人物をAIで記録しておき、次に来店した時に店主に【窃盗犯の来店アラート】が飛ぶように設定できないの? 現代のIoTとかDXみたいな技術でできるよね?」とも思っているのだが…。
そんなことを考えていた矢先、飲み屋さんでアメリカ出身のセキュリティーのエンジニアと知り合ったのでこの仕組みが出来るのかどうかを聞いてみた。
と。
そしたら、答えは
「NO (出来ない)」
だった。
ホワイ!?
よくよく聞くと、日本では「個人情報保護法」なのか知らないが、監視カメラで撮影した画像をサーバーに保存しておくのが違法になるらしい。
(詳しいことは分からないけど、そんな感じのことを言っていた。おそらく相手の許可なく撮影し保存する…という意味合いだろう)
「なんじゃ、そりゃ!?」と思った。
犯罪者の画像はあっても利用できない…なんかおかしいと思ったのは俺だけだろうか?
そういや…以前にホリエモンこと堀江貴文氏が広島の餃子店でモメた時に、その店主が防犯カメラの画像を無断公開して叩かれていたっけ。
あと『まんだらけ』とかも、窃盗犯を撮影した防犯カメラの画像を「返品しないと顔写真を公開するよ」とやっていたり。
心情的には分かるんだけど、これらは違法なんだよね。。
誰か個人のエンジニアがこっそり開発して、身内だけで…地下組織みたいなので運用しちゃ…ダメ?(苦笑)
窃盗犯を逮捕する根本的な解決策(発明・アイデア)はないものだろうか…?
自分が貧しいからと言って、他人から奪っていいものではない。
日本は流星街じゃなくキチンとした法治国家なのだから。
他人の財産を盗むのは額の大小にかかわらずれっきとした犯罪。
そして、お店の経営努力を無駄に踏みにじる奴らは許せん!!