「UI」さえ良ければ… 【Google Keep】

　レコメンドされてきた他人の【note】をパラパラと見ている中で発見した事実！

【Google Keep】は
アップした写真のテキストを
《OCR》にかけていた！

　確かに…【Google フォト】とかで「写真の中の文字を抽出しますか？」みたいなメッセージが出てくることあった！
　ってことは、アップロードした写真にOCRをかけていたわけだ！
　今更気付くとは…。

　試しに実験してみた。

　【Google Keep】に写真をアップし、タイトルに「丸亀製麺」とつけてみた。
　そして、検索窓で「うどん」と打ち込むと…。

パソコンで見た画面

ワオ！ 出たっ！

　確かに写真の中の「うどん」のテキストを読み取っている。
　テキストでは「うどん」の「う」の字も打ち込んでないので、確実に写真の文字だ。

　ってことは！
　これなら、仕事の名刺をアップロードすれば電話番号の検索が楽になるな…って。
　昨年12月に改悪を行った【Evernote】の引越し先は【Notion】に決定したばかりやん。。

　OCR機能のことを考慮すれば、役割を分けることも考えたかもしれない…。

　ただ、そうは言ってもやっぱり最終的には「UI（ユーザーインターフェース）」の問題が出てきちゃうのかなぁ？
　【Google Keep】のカード型の画面は、データの「蓄積→検索→閲覧」には不向きな気がするし。
　大きさバラバラとか、配置がズレるとか、潔癖症のオレからすればあまり気分がいいものではない機能が多い（苦笑）。
　実にもったいない。

　あと…【Evernote】の乗り換え先の検討で、最終的に【Google Keep】を避けたのは、ここにデータを溜め込むことによってGoogleのクラウドの容量を圧迫することになるからだ。
　現在、200Gプランを契約し100Gを使っている中、【フォト】用に残量を残しておきたい俺からすれば【Google Keep】で3〜4ギガ使われるとか、あまりよろしくない状況となる。

　なので、OCR機能は惜しいが、クラウドメモの保存先としては使わない方がいいのかねぇ…。

　クラウドメモの使い勝手（使用感）の”優先度”って、おそらく「検索能力」なのではないかと個人的には思っている。

　とにかく、片っ端からメモを取り、写真を撮り、それを保存しておいて「いざっ！」って時に様々な端末から素早く引き出せて、しかも見やすい…そんな機能やらUIを持つアプリ（ソフト）を我々ユーザーは求めているわけで。
　それらの機能で【Evernote】はわりかし優秀だった。

　【Google Keep】は…検索は有能のようだが、見た目のカード型はビジネスで使いにくい気がするわ。

　【Evernote】や【Notion】ライクなUIを避けた結果、ユーザーの好き嫌いの反応が極端になるという、なんとも皮肉な結果になったよね。
　むしろ、【Evernote】のUIに寄せた有料の【Up Note】に利用者が流れやすくなったっていう。

　一方、『THE オトウサンノヒミツキチ』のYouTuberの方も、クラウドメモに関しては【Notion】でもなければ【One Note】でも【Up Note】でもなく、【Google Keep】を推している印象がある。

　UIはともかく、Googleというサービスのとっつきやすさと、操作性を考えると【Google Keep】が一番扱いやすいのだろうか？

　【Notion】で、データの見た目を「リスト形式」「写真ギャラリー形式」などチェンジできるような機能が搭載されたら、【Google Keep】の評価もまた違ってくるのかもしれない。