見出し画像

胡椒のコショコショ話

 大衆中華料理店の『日高屋』でずっと気になっていることがある。

胡椒

 だ。

ブラックペッパー


 日本における【胡椒】の大手企業は(多分)2社ある。

 まずは、栃木県に製造工場のある『GABAN』

 自分も番組で取材に行ったことがあるのでよく覚えている。
 そして、もう1つが『S&B』だ。

 どっちが先に出したかは知らないけど、2社とも「銀色に青」というボトルを業務用の”ウリ”にしているので、どこかで目にしている人も多いはず(笑)。


 そんな2社の大手の中、『日高屋』では『S&B』を採用している。
 二者択一で「反栃木」のメーカーを選んだのだ。

 これは栃木出身からすれば「なぬっ!」案件なのだが、この前…ふと『日高屋』で製造所を見て納得した…。

缶の表示

 エスビー食品の埼玉工場で作っているっぽい。
 そう!
 埼玉と言えば…

ホームページより

 『日高屋』の本社がある場所。
 つまりは「埼玉のつながり癒着」だったのだ。
 そりゃ…栃木産か埼玉産かの二択を迫られれば、埼玉愛を選ぶわな…。

 ラーメン店とかに行く度に「この店はどっちの胡椒缶が置いてあるんだ?」が気になるが、そういうこともあるのね。


 ちなみに!

 同じ胡椒でも『GABAN』と『S&B』には”味の違い”があるらしく…。
 この動画は勉強になった。

 てか、その味の違いを加味して胡椒を選んでいるのかもしれないな、と思った。
 (日高屋の件も含めて)
 たかが胡椒、されど胡椒。
 スパイスの世界は奥が深い。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?