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深夜の完食図鑑・115食目 「ポパイ丼」

 今回の東名阪ツアーは、飲み仲間である社長さんが「関西に仕事へ行く」という流れに同行させてもらったため、食べるものは全部その社長さんのチョイス。
 社長さんは色々なお店に行きまくっているので、全部美味しいお店ばかり。

 その「美味い店」の中の1つに『くりやん』があった。

 「ポパイ丼」ってのが名物らしい。
 ポパイ…ってことは「ほうれん草」を食べるあのアニメからのネーミングだよね?
 どんなどんぶりなんだろう?

 小雨が降る中、お店に到着。
 町中華?
 定食屋?
 一見すると、何のジャンルか分からないお店だ。

店構え

 店の前の看板を見ると「丼」の一番上に「ポパイ丼」と書かれている。
 イチオシメニューで間違いない。

メニューを見ると何屋さんか分からない…

 店内へと入り、とりあえず有無を言わさず「ポパイ丼」を注文。

メニュー表

 付け合わせ(?)のスープが出てきた。
 …豚骨味だ。
 なにかに使うんだろうか?
 最後にポパイ丼にぶっかけるためのスープとか??
 食い方が分からない(笑)。

付け合わせの豚骨スープ

 そんな挙動不審になっているところへ本命の「ポパイ丼」が到着!

ポパイ丼(大盛り)

 うわ〜〜!
 見た目と匂いで分かる!
 これは間違いない!!!

 レンゲでひとすくいし、口に運べば…もう幸せ!!
 ほうれん草と肉をガーリックバターで炒めた珠玉の逸品!!
 レンゲをかき込む勢いが止まらない!!

関西でもフードロスしません!

 大盛りだけど、あっという間に完食してしまった。
 ごちそうさまでした。


 しばらくして…。
 「あの肉、何の肉なんだろう?」
 そう思ってネットで調べたら、どうやら”豚こま”を小さく切ったものらしい?

 『ラーメン二郎』じゃないけど、『くりやん』にもファンが結構いるようで…。

 作り方のレシピをアップしている人が多数いたので分かった。

 ただ気になったのは、レシピの材料の中に”ニンニク”が無いんだよね…。
 個人的には「ポパイ丼」って”ニンニク”があって初めて完成するどんぶりのような気がした。
 ほうれん草と豚肉の炒めものをガーリックで食わせる…「すた丼」に近い感じというか。

 でも、簡単にパクれそうなレシピなのに、大手ファストフードチェーンは真似しないね?
 絶対に美味いメニューなのに…。
 「ほうれん草を炒める」という工程で、アルバイトが全国一律のクオリティを保てないからかな?
 流行ると思うんだけど…。
 俺、絶対に食べに行くし。


 次の現場へ向かう途中、社長さんが

「あれ、昔(新コロの流行前)は700円とかだったのにな〜」

 とポツリ。
 まぁ、丼もので950円は…確かにちょっと高いよなぁ。
 700円だったら、ソウルフードレベルだよね。




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