見出し画像

「恋愛ドラマ」に見る理不尽

 お仕事で”資料”として恋愛ドラマを見なければならず、6話分を一気見した。
 いや〜、映画『Back to the Future』のマーティのセリフで言うなら「ヘヴィー」だったわ…。

「ああいうのを見て、今どきの女子はキュンキュンしているの?」

 とね…もう頭の上が疑問符だらけさ。

アルバイト先の先輩社員と不倫
 ↓
ゴム無しでH
 ↓
「妊娠したかも…」と周囲を巻き込んで大騒動

 このワンブロックのエピソードだけで、心境を理解するのに10分以上再生をストップ。
 「不倫な上にゴム無しH? 女性も自衛するのが普通じゃないの!? 酔った勢いか?」と昭和世代のオジサンは頭を抱え込んでしまう。
 こうしたシーンで再生を止めては考え、消化しきれたらまた再生…という繰り返し。
 恋愛ドラマの強引さって…中年になってまで”中二病”を抱え続けているような男子には理解しがたい展開がある。

 百歩譲って【出会い】は…女の子が朝食のパンを食わえて「遅刻、遅刻〜!」って言いながら走っていると曲がり角でドンとぶつかって…みたいなケースは定番ギャグとして許せるけど。
 物語にヤマを作りたいがためだけの強引なストーリーは…ちょっと嫌。
 好きな人と両想いになれて幸せなはずなのに、元カレとかが出てきて気になってしまう…みたいな。
 「いや、そこは今カレに失礼でしょ!」と未練タラタラな感じに嫌悪感。

 近年は特に「ドS男子」ブームみたいな作品(キャラ)が大発生していて、出演するイケメンがどこもかしこもオラついたキャラ。
 みんながみんな、壁を叩きまくっている。
 一時流行った「草食系男子」の呼び戻しか!?
 年を取れば取るほど、こうした「恋愛ドラマ」というのが分からなくなっている。

 ただ、若かったからと言っても『東京ラブストーリー』の「かーんち! セッ○スしよ!」は…衝撃的だったさww
 トレンディーしていたあの時代は、主演俳優の年齢が(まだ)当時の自分と近かった分、時代背景を反映させて鑑賞することができたんだけどね。
 オッサンという現状で、キラキラした恋愛(物語)はキツい。
 やっぱり『科捜研の女』とか見ちゃうよね(笑)。

 余談だが…おそらく人生で最初で最後。

 恋愛ドラマっちゅーのにワンカットだけ出演したことがある(爆)。
 現場に入る時に「○○さんでーす!」みたいな紹介があるんだが、俺ごときを紹介せんでもいいです…ってめっちゃめちゃ恥ずかしかった。
 あと、この2人の前でNG出してもーたw

 なので、『恋はつづくよどこまでも』はぜひ見てもらいたいと思う所存で……。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?