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「ジャパゆきさん」から「ジャパからさん」へ
昭和から平成ぐらいにかけて。
東南アジア系の外国人が日本に出稼ぎに来て外貨を稼ぎ、それを母国へ送金して家族が幸せになれる…みたいな経済圏があった。
フィリピンパブとかの水商売は最たる例で、そこで働く女性たちは「ジャパゆきさん」とも呼ばれていた。
こうした「ジャパゆきさん」制度…厳密には今もあるっちゃあるが、おそらく昔ほど稼げてはいないだろう。
GDPで世界4位の経済レベルに落ち、今後さらに落ち続けていく日本へ行くよりも、もっと明るい未来のある国へ出稼ぎに出た方が良いからだ。
令和の日本だと外国人は、農業などの「技能研修」がなんたらかんたら言う理由をつけて入国させる「日本人より多少は給料が安い労働力」としか見られていないだろうし。
物価高の中で、水商売の世界も厳しくなっているはずだし。
逆に!!
そんな泥舟ニッポンに見切りをつけ、今は【日本人が出稼ぎへ行く時代】となっている。
日本で成功しての【海外進出】とかではなく、はなっから海外で勝負をかけにいくのだ。
先陣を切って海外へ出ているのは【料理人】たちだろうか?
寿司職人が海外へ出稼ぎに行き年収1000万円以上なんて話もネットニュースで流れるようになった。
年収8000万円なんて人もいるってニュースもあったっけ。
ラーメン店(職人)も海外へ展開するケースが増えているよね。
ジャパニーズヌードルは海外でも人気のメニューになってきたようだし。
日本で「1000円の壁がぁ〜!」とか言っている”ゾンビ”たちを相手にするより2000〜4000円とかの値段でも「Good!」と美味しく食べてくれる外国人を相手にした方が職人たちの精神的にもいいってことで。
ま、「出稼ぎ」では良いニュースばかりではなく、悪いニュースもあるけど。
こうした海外売春をする出稼ぎ女性のせいで、日本人女性全体の入国審査が厳しくなった…なんて話も出るくらいに。
様々な目的を持って、日本から海外へ出稼ぎに行く人々…。
海外の人から見たら、こうした『ジャパからさん』はどう見えているんだろうね?
個人的には、こんな「政治とカネ」ばかり腐敗しつつある日本社会で働かなければいけない甥っ子たちの未来を悲観するばかり。
ほんと、外国語をみっちり勉強してシンガポールとかに留学してもらいたいわ…。
オリエンタルラジオの中田敦彦さんがシンガポールへ移住したのは正解でしかない気がしている。
中・高生の時、自分の親が「銀行員か公務員になりなさい!」とやたら言っていた意味が今になって少しだけ分かった気がするわ…。
将来、日本に住んで「老後4000万円問題」で苦労したくなければ、今から【ジャパからさん】になって海外で外貨を稼ぐしかないのかも。。
まぁ、若い世代限定だけどね(苦笑)。
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