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はじめての展示会出展・講演実施についてのお話

こんにちは、DeepApex株式会社(ディープエイペックス)代表取締役の市川 駿です。

『Super City/Smart City OSAKA 2021』
というスーパーシティとスマートシティに関する展示会に出展し、講演も行ったので、今回はそのレポートを書いていきます。


Super City/Smart City OSAKA 2021とは?

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都市のスマート化、暮らしやすい街づくりを実現させるための技術・サービスを有する事業者(出展者)と課題解決を求める全国の自治体および行政関係者やスーパーシティ・スマートシティ関連従事者など(来場者)とのネットワーキングや商談の機会を提供する連動型ハイブリッド展示会(新しいコミュニケーションイベント)です。オンラインでの展示会(7/8、7/9)とリアルでの展示会(7/15、7/16)の2つの方法で開催されました。

スーパーシティやスマートシティに関わる自治体や民間企業が一堂に会するイベントです。国内の課題である急速な高齢化、多発する都市型災害、様々なICT化などの都市が抱える諸課題を解決する手段等について議論を行うセミナーの実施や企業が有する最先端技術・サービスのPRの場にもなっており、日本の今後の新たな街作りのための展示会です。

参加の経緯

今回弊社DeepApex株式会社がSuper City/Smart City OSAKAに参加した経緯は主催の株式会社JTBコミュニケーションデザイン社よりお声がけいただいたことがきっかけでした。弊社は国内唯一のスーパーシティに特化したメディアであるスーパーシティメディアを運営していることや民間企業・自治体向けにクラウド型霊園管理システムを提供しており、Super City/Smart City OSAKAの開催目的と弊社事業目的がマッチしていると考えたため、参加を決めました。

弊社の参加目的としては運営しているスーパーシティメディアをより多くの人に知ってもらい、スーパーシティで活用されている最新のサービスや技術を多くの人に理解してもらうことで、日本におけるスーパーシティ構想の実現に寄与したいと考えたからです。

展示会当日までに行ったこと

今回の展示会はオンラインとリアルにて行われ、弊社は両方の展示会への出展ならびに講演を行いましたので、様々な準備が必要でした。

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オンライン展示会までの準備では、ウェブサイト上に会社の情報やサービスの紹介を行うページを作成したり、動画を作成しました。来場していただくみなさまにどうしたら伝わりやすいのかを考え、資料作成、ページ作成、動画作成を行いました。動画は動くを多くするとともにBGMを効果的に使い飽きない様に工夫したりしました。準備はオンライン上に出展ブースをセットアップするイメージです。下記が実際の弊社のオンライン展示ページになります。

オンライン展示会で使用した動画(下記参照)はVyondというツールを使って作成しまいた。こんなにリッチな動画を作れるツールがある世の中は便利ですね。

リアル展示会向けの準備としては展示ブースを装飾するためのポスターの作成や弊社サービスを紹介するためにディスプレイを用意したり、iPadを用意したり、当日会場で配るためのパンフレットを用意しました。展示会参加が初めてであった弊社としては会社のポスターなどもない状態であったので、コンセプトを考え、作成する必要がありました。

ポスターはデザインが必要であるため、コンセプトとイメージを考えた後はクラウドワークスにてコンペ形式でポスターを作成していただきました。出来上がったポスターがこちら↓です。(左がスーパーシティメディアのポスター、右がITコンサルティング事業のポスターになります)

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ポスターはデザインを作成した後はポスターとして印刷する必要があったため、ラクスルにてポスターを発注しました。展示会の準備全てがクラウドソーシングを使って完了できる世の中は非常に便利だなと思いました。

リアル展示会は大阪で行われたため、ディスプレイや充電ケーブルなど当日会場で必要なものは運送会社に依頼をして送りました。当日までに大阪に到着するように調整を行ったり、ダンボールを購入して箱詰めを行ったり事務作業も手間がかかるものでした。

リアル展示会では来場者特典として株式会社JTBコミュニケーションデザイン社と相談し、弊社がスーパーシティに応募している31自治体を網羅したレポートを作成することになりました。31全ての自治体の特徴とスーパーシティ構想の概要をまとめたオリジナルのレポートになります。また、スーパーシティ構想に民間事業者として参加する企業の一覧も別紙資料としてまとめました。

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オンライン展示会と講演

オンライン展示会では当日までに準備した動画やサービス説明資料を展示会のウェブサイトにアップロードしました。今回のオンライン展示会の仕組みでは来場者(アクセスした人)が詳しくその企業の話を聞きたい場合にはサイト上でチャットができるようになっていました。オンライン展示会は好きな時間に場所の移動もなく参加できるのが非常に良いと思いました。その反面、「直接話す」ということはできないため、サービスの詳細な説明や接点作りは難しいと感じました。

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オンライン講演では『スーパーシティの注目技術を徹底解説』というタイトルで発表をしました。講演では、スーパーシティ構想において、最新技術が数多く登場しているためそれらの最新技術について名前は聞いたことがあるけれど、どういうものか聞かれると答えられず、理解しているかわからないという方向けに解説を行いました。最新技術がスーパーシティでどのように活用されるのかを、様々なサービスと合わせてわかり易く解説することで、多くの皆様のお役に立てたのではないかと思います。当日40分の公開時間であったのですが、300人以上の方に視聴をしていただきました。

リアル展示会と講演

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リアル展示会は大阪駅直結のグランフロント大阪にあるコンベンションセンターにて行われ、想像よりも大きな会場でした。展示ブースは2区画いただき非常に広いブースとなりました。多くの方にブースに足を運んでいただき、リアルでのコミュニケーションにより弊社のサービスを伝えることができました。最近ではコロナの影響もあり、様々な企業の方と対面でお話をすることが少なくなってきているので、貴重な機会になりました。

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当日ブースでは来場者特典の配布も行い、非常に多くの方にお持ち帰りいただきました。スーパーシティ構想の推進に少しでも役に立てればこれ以上ない喜びです。

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リアル講演では、『スーパーシティはこう進めるべきだ』というタイトルで発表をしました。講演では、Webアプリ開発などソフトウェア開発において、「作って壊して」を繰り返し、顧客に良いサービスを届ける方式が当たり前になってきていることをお伝えし、当たり前になった理由をIT技術の発展や歴史とともに解説しました。このようなソフトウェア開発の進め方をスーパーシティ構想においても住民の要望に合わせて「作って壊して」を繰り返す進め方ができる部分があるのではないかと考察し、解説しました。発表後は大手メディアの方にお声がけいただいたりと、非常に貴重な経験になりました。

まとめ

今回の展示会と講演会は主催者からお声がけいただいたことをきっかけに参加しました。参加が決定してからオンライン展示会まで3週間、リアル展示会まで4週間という非常にタイトなスケジュールでした。その中で展示会ブースの準備、講演会×2の準備、様々なものの調達や予約などが必要であり、目まぐるしい4週間となりましたが、展示会というものを出展企業として経験でき、様々な自治体関係者ならびに企業関係者の方にお会いでき、お話できたのが非常に良かったです。

DeepApexとして、またスーパーシティメディアとして、今後も様々な展示会や講演会に出ていく予定です。様々なところでメディアとしての活動も行っていきます。

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