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【海外で日本人が活躍するために必要なこと】多様性と言うものの見方を知る🌹

 皆さんは、南半球の国に行わったことがありますか?

 私はオーストラリアに4回言ったことがありますが、びっくりしたのは、南半球が上の地図を見かけたのです。

 北半球の人から見て丸い地球の上に、逆立ちするように立っているあなたがオーストラリアのメルボルンに住んでいたら、どう考えても南を上にした地球儀の方が、見やすいですよね。

「中学受験 プロ講師ぶろぐ 2021年11月11日 南半球の星の動きの問題」より借用
https://www.chugakujuken.com/koushi_blog/hashimoto/20211111.html

 日本に生まれてずーーっと日本で生活していると、全く気付かないであろう、南半球の視点を皆さんにご紹介して、多様性の必要性を気づいていただければ、と思います。


南半球視点で見ると?

 北半球でずーーっと生活していると気づかない、南半球視点は、こんなことがあります。

  • ✅ 北半球ではオリオン座は頭を上に、雄大に輝いていますが、南半球で見るオリオン座は、頭が下なんです

  • ✅ 北半球の常識としては、太陽や月は「東⇒南⇒西」と動きますが、上図のように南半球にいる人から見ると、「東⇒北⇒西」と動いているのです

  • ✅ 東から出て西に沈むのは北半球でも南半球でも同じ。違いは南北方向だけです

  • ✅ 【下図】北半球と南半球では、月の上下が逆に見えます。注意点は上下が反転するのではなく、上下が180度回転して入れ替わるのです


「中学受験 プロ講師ぶろぐ 2021年11月11日 南半球の星の動きの問題」より借用https://www.chugakujuken.com/koushi_blog/hashimoto/20211111.html

メルカトル世界地図の誤解

 南半球を上にした世界地図を見たことがありますか?

16世紀後半、地理学者メルカトルが考案した海図は、メルカトル図法と言い、経度と緯度が常に直交する図法です。高緯度での面積のひずみが大きくなります。

 この世界観は450年間にわたって常識になってきました。

メルカトル図法(日本中心)


 これは、日本経済新聞のWeb記事からの引用です。

 しかし高緯度ほど面積を大きく描く図法は同時に、陸地の多い北半球をことさら巨大に、欧米こそ世界の中心という錯覚を長く植え付けてきました。

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