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好きなことを仕事にする人について。

ぼくの周りには「好きなことを仕事にする」を実現している人が多いです。いまの職場はもちろん、大学時代の友人も

・ある人は大学を出てウェブ系事業会社を経てデジタルアート領域のエンジニアになり、
・ある人は人材系事業会社を経て演劇の世界で演出家になり、
・ある人は投資銀行とIT系事業会社を経てクラフトビール会社に入ったり←

自分の好きなことを仕事にしている(しようとしている)人に囲まれています。この時代、人生の半分以上の時間を働きながら過ごすわけだから、楽しい方が、好きなことをやってるほうが良くないですか?(みなさんからの「Yes」が聞こえたので先に進みます)

好きなことを仕事にするために必要っぽいこと

彼らを見ていて、好きなことを仕事にするための必要条件ってなんだろう...って考えてたんですが、結局、

1. お金に縛られない
2. トライアンドエラーを繰り返す

の2点に尽きるんじゃないかと思います。

お金に縛られない

好きなことを仕事にする前に、当然ながら生計を立てないといけないのはいうまでもないです。でも先に挙げた「自分のやりたいことを実現している人」は必ずしも裕福な家の出ではないです(というかむしろその逆の場合が多いです)。

そんな普通の人がお金に縛られないで自分のやりたいことを追求するには、多分おおきくわけて2つの戦略があって、

・お金に苦労することないくらい稼ぐこと、
・稼ぐ給与に合わせて柔軟に生活スタイルを変えること

かなと。

1つ目によって実現するのは正直いって至難の業です。そもそも給与水準の高い仕事に就くのはそれなりの競争率だし、それにも増して「仕事をやめて自分の好きなことをじっくり探すために必要な資金(いくら??)」を貯めるまでに志を忘れずにずっとブレずにその業界に居続けるのがすっごい難しいです。

僕の投資銀行時代の同僚も「お金があれば好きなことして過ごしたい」と言っていた人でもいまや年収1000〜3000万くらいもらっていますが、さっさとやめて自分の好きなことを探そうという人は多くなく(5%くらい?)、年収を自分の時間と引き換えにしてる人がマジョリティです。(悪いことといってるかのように聞こえるかもしれませんが、個人の選択なので全く批判するつもりはありません)

これよりも2つ目、「稼ぐ給与に合わせて自分の生活スタイルを変える」ほうが現実的かと思います。月給20万でも50万でも、衣食住の組み合わせ次第で柔軟に生活スタイルを変えればいくらでも快適に生きられます。

僕の場合、月給80万以上もらっていた時は「都心で職場からドアtoドアで15分以内、40平米以上のところじゃないと住みたくないし、自炊とか絶対にしない」と思ってました(鼻につくやつですみません!)が、今は給与水準も落とし家賃のほぼかからない村に住んでほぼ100%自炊しながら週末東京生活でもやっていけてます。極端かもしれませんが、ゆずれない生活条件が少ないほど、いろんな挑戦ができるのは間違いありません。

「いつでも全てを捨てられる」というマインドセットでいると何も怖いものはないし、素直に自分のやりたいことを追求できるし生活スタイルの柔軟な人ほど自分に嘘なく生きているなと思います。

みなさんは何がゆずれない条件ですか?都心に住むこと?年収1000万円?通勤時間30分以内?本当にあなたの人生をかけるより大事なものかじっくりと考えると、意外と大事じゃないと思えることもあるかもしれません。

次。

トライアンドエラーを繰り返す

結局、自分の好きなことを知っている人って「誰よりもトライアンドエラーしてきた人」なんだと思うんですよね。あれやりたい、やってみよう、やってみたけど何か違うな、こっちかな?ってな具合でいろんなことを探索しているうちに見つけちゃうんです。

子供の頃からの長年の夢を実現した人がいたとします。例えばパイロットになりました。でも実際になってみたらずっと座りっぱなしだし、フライト中に携帯いじれないし、いろんなところを行き来するのも体力的にしんどいし・・・想像していたのと違う、とかもありえると思うんですよね。

何が言いたいのかというと、「今やりたいと思っていることが本当にやりたいこととは限らない」ということです。想像しているのとやってみるのとは全然違うし、その時その時の自分の考えていることは変わるので、やってみるまで分からない。

僕の場合、ものづくりがしたくて工学部に入り、ものづくりを技術と経営の間で支えるために大学院で技術経営を学んで、より本格的にビジネス・経営を学ぶために投資銀行に入り、実際の事業をつくるためにIT系事業会社に入り、自分の好きなものを自分の手で造るためにクラフトビール会社に入りました。我ながら人生いろいろブレてきましたが、決断している瞬間はめちゃくちゃ自信たっぷりに決断していました。

ここで大学時代に学んだことを思い出すわけですが、より良い解を求めるのに「局所探索法」という手法があります。ざっくり説明すると最初にいる地点からより正解に近い解を探すために近くにランダムに仮の解を生成し、それが今より正解に近いかどうかを評価しながら最適解を探す方法、といったところでしょうか。こんなイメージです👇

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ブレブレでもなんでも、自分のやりたいこと探したもん勝ちなのでこれでいいんです!いいと信じてます。

好きなことを仕事にするためのマインドセットってこんな感じでは、と思ったことについて書きましたが、実際は「好きなことを仕事にしながら収入をあげる」のにも興味ある方がいるような気がしてます。年収も一つの指標として大事なのは僕も一緒です。

この記事が少し読まれるようなら、ニーズが多少なりともあれば、僕なりの収入の上げ方の今後の戦略を紹介していこうかと思います。いいねとかコメントをもらえるとやる気が出ます笑 よろしくお願いします...!

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