札幌に「俊カフェ」ができてから (2)

兎ゆうさんによる「絵本と詩の朗読会」に続いて毎月の開催を決めたのは、スヌーピーについてのお話会です。私が主に読んでいる俊太郎さん作品は詩や絵本なので、ピーナッツについてはかなり疎い状態。そこに、マニアと呼んで差し支えないであろう「ともくん」と言うお客様が現れました。話をすればするほど、ピーナッツ愛を感じます。そこで、スヌーピーについてファンが集まりおしゃべりをする時間を設けていただきました。

こうして、少しずつ俊カフェが動き出した初夏のある日。東京で「俊読」と言うイベントを開催している詩人の桑原滝弥さん(詩人類)が俊カフェにいらっしゃいました。

「俊読」とは、俊太郎さんの前で俊太郎さんの詩を読むポエトリーリーディング。パフォーマーにとっては「目の前に100人規模のお客様、後ろに俊太郎さん、袖に桑原さん」と言う逃げ場のない状況で10分間のパフォーマンスをするという、なかなか刺激的なイベントです。

桑原さんは俊カフェの存在を人から聞いていて、札幌にいらしたついでに寄ってくださったのでした。「店主と会って、自分と合わなそうだったらすぐ帰ろう」と思っていたそうですが、幸か不幸か桑原さんの来店時に私は不在で、その間に桑原さんは書棚を眺めて「いいな」と思ってくださったそう。その数ヶ月後、「俊読を札幌で開催しましょう」と電話をくださったのでした。

俊読@札幌は、2019年5月26日に開催。なんと俊太郎さんのお誘いで詩人の覚和歌子さんも来札してくださり、さらに一緒にステージに上がって、俊太郎さんとともに『2馬力』(★)を読んでくださったのでした。詩のファン、俊太郎さんファンにとっても嬉しいサプライズとなりました。(★『2馬力』:俊太郎さんと覚さんが東京でやっている、oblaat主催の対詩ライブを書籍化したもの。ナナロク社。対詩ライブは現在も継続中)

俊読翌日には俊太郎さん、覚さん、桑原さん、全面的なサポートで来てくださった大島健夫さん、俊太郎さんサポートとして来札してくださった川口恵子さん、札幌のスタッフとして活躍してくれた大江那果さんが俊カフェに集まりました。これは忘れられない思い出の一コマとなりました。

前後しますが、俊読2019の前年、2018年1月には、以前にも書きました俊太郎さん&DiVaのライブも実現。

1月14日はDiVaが、札幌の中之島にある「カムオンホール」というステージで単独ライブを開催。(その日、俊太郎さんは他のイベントでした)

15日は六花亭との共催をいただき、札幌駅前にあるふきのとうホールで俊太郎さん&DiVaのコンサートを満員御礼で開催できました(あっという間にソールドアウトとなり、たくさんの方にごめんなさいしましたm(_ _)m)

そして16日、東京に御一行様が帰る前に俊カフェに寄っていただき、俊太郎さん&DiVaのミニライブが開催されたのでした。手を伸ばせば届く距離で俊太郎さんが詩を朗読し、DiVaが音楽を奏でるというスペシャルなライブを、約30名のお客様に堪能していただくことができました。

俊太郎さんにも来ていただいての大々的なイベントは、この2回となりました。次は、俊カフェで展開している様々なお客様や、イベント主催の方々の輪をご紹介したいと思っています。(続く)

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