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いままでの経歴まとめ

※2024年7月4日更新

こんにちは、唐澤です。
Almohaという会社を共同創業し、COOを務めています。
これまで、マクドナルド→メルカリ→SHOWROOMと3つの民間企業、さらにはデジタル庁という行政組織にも所属してきました。
それぞれ事業もフェーズも異なり、外資系ー日系、大企業ースタートアップ、変革期ー成長期、リアルビジネスーネットビジネス、民間ー行政といった対象的な環境を経験しています。
また、職種はマーケティングから人事まで、立場は現場(マクドナルドのアルバイト)から経営(COOやCCO)まで、幅広い観点から、経営や組織を学んできました。

そうした多様な組織の経験を踏まえ、人事・組織開発やカルチャーの醸成といった領域を主な生業としています。
noteは、思考や経験をアウトプットする場として活用してます。


略歴

唐澤 俊輔
Almoha COO / かものは 代表

新卒で日本マクドナルド入社後、28歳にして史上最年少で部長職に就任、マーケティング部長や社長室長としてV字回復に貢献。
メルカリに身を移し人事責任者・社長室長を務めた後、SHOWROOMでCOOとして事業と組織の成長を推進。
その後、デジタル庁の立ち上げに参画しChief Corporate Officerに就任。行政のデジタル化を官民協働して推進するための組織改革を実行する。
現在は、Almohaを共同創業し、COOとして組織カルチャー診断や人事システムなどのサービス開発を推進する傍ら、「合同会社かものは」の代表として人事・組織開発コンサルティング・アドバイザーを務める。

・Bravesoft社外取締役。
・一般社団法人スタートアップエコシステム協会理事。
・Startup Culture Lab.所長。
・グロービス経営大学院 客員准教授。
・『カルチャーモデル 最高の組織文化のつくり方』著者。

委員等


今取り組んでいること

これらの五足の草鞋という感じで色々やらせてもらってます!

  1. Almoha LLC 共同創業者COO

  2. 合同会社かものは 代表

  3. スタートアップエコシステム協会 理事 / Startup Culture Lab. 所長

  4. Bravesoft 社外取締役

  5. グロービス経営大学員 客員准教授

それぞれ簡単にご紹介していきたいと思います。

1. Almoha 共同創業者COO

Almoha LLCという会社を共同創業しまして、人や組織を支援するための事業開発・プロダクト開発に邁進中です。


2. 合同会社かものは 代表 

プロダクトの開発と並行して、スタートアップ中心に、人材・組織開発や、カルチャーの醸成など組織周りのコンサルティングやアドバイザーをさせていただいています。いくつか例をご紹介します。

wevnalアドバイザリーボード 人事・組織担当

INFORICH HRアドバイザー

何か私に役に立てそうなことがありましたら、FacebookTwitterにお気軽にDMなどでご連絡いただければと思います!

3. スタートアップエコシステム協会理事 /Startup Culture Lab.所長

一般社団法人スタートアップエコシステム協会の立ち上げから携わらせていただき、「人・組織ワーキンググループ」の担当理事を務めてます。

2023年1月には、Startup Career Fairを開催。
スタートアップで働くことが当たり前の選択肢の一つとなるように。

2023年5月にはStartup Culture Lab.を設立。
スタートアップエコシステムに関わるあらゆるプレイヤーが「スタートアップカルチャー」となり、事業の急成長を推進する強い組織を増やしていきます。

4. Bravesoft 社外取締役

Web・アプリ開発を手掛けるBravesoft社で、社外取締役を務めています。
イベンテックという領域に拡大し、自社プロダクトをベースにしながら受託開発力を活かして、クライアントのニーズに応えていくものづくりの会社です。

事業成長を加速するとともに、ガバナンスの観点でも経営陣の一人として企業価値に貢献していきたいと思います。

Bravesoftキックオフ発表会より

役員同士でしてる色んな話を会社のYouTubeチャンネルで公開しました!


5. グロービス経営大学院 客員准教授

グロービス経営大学院(MBA)では、「マーケティング」と「サービス・マネジメント」のクラスで教壇に立たせていただいています。
実務におけるリアルを重視しながら、業務で使える・できるようになる学びを目指しつつ、卒業生として創造と変革の志士を育成することに少しでも貢献できればと思っています。

グロービスには、大学院とは別に「グロービス・マネジメントスクール」という企業派遣や個人での科目別に習得できるビジネススクールもあります。
こちらでは、「クリティカルシンキング」や「マーケティング・経営戦略基礎」といった科目も担当させていただいています。


職歴

ここから過去に携わってきた4社について、順番にご紹介していきますが、前半のキャリアについてはJobPicksにまとめていただいた記事があり、こちらお読みいただくと人となりなども分かっていただけるので、嬉しいです!

1社目:日本マクドナルド

マーケティング部長 / 社長室長

最初の仕事は日本マクドナルドでのマーケティングで、2005年の新卒入社以来10年以上、マーケティング・商品企画の分野に携わりました。28歳の時には史上最年少で部長に抜擢してもらうという貴重な経験もさせてもらいました。

2015年、食の安心・安全の問題などによる業績不振で過去最大の赤字を計上する中、社長室長として社長の右腕となって経営改革を推進。経営者と現場の間に入り、クライシスの対応、ターンアラウンドのプランニング、組織風土改革といった、全社的な経営改革のど真ん中で実行する経験をしました。

2016年からマーケティングに戻り、マーケティング部長として、経営改革を推進しました。ポケモンGOとの独占タイアップなど、過去にない活動を積極的に取り入れることで、V字回復を果たすことができました。

また、Twitterを活用したマーケティング手法へと大きくシフトさせ、Twitter社が主催するブランドサミットでクライアントを代表して講演させてもらったのは良い思い出でもあり、ブランド力が回復した現れでもあるなと感じました。

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Twitter Brand Summit 2017より

そして、翌年の2017年は過去最高益の決算となり業績も回復させられたので、役割は果たしたと判断し、次のチャレンジとしてメルカリへの転職をしました。

2社目:メルカリ

執行役員VP of People & Culture 兼 社長室長

メルカリには2017年に入社し、執行役員VP of People & Culture 兼 社長室長を務めました。
社長室長として経営戦略の策定から実行までのマネジメントを担うと共に、採用から育成、評価、労務といった人事全般や、カルチャーを浸透させるといった組織開発に責任を持たせてもらい、組織のグローバル化も推進しました。

1年経つと社員数が倍になるスピードで組織が急速に成長していたので、大変だったのは何といっても採用でした。同時に、メルカリらしい独自の評価報酬や福利厚生などの人事制度を設計することに大きく力を入れてきました。

特にGo Boldな人事施策というとこの「無制限昇給」制度でしょうか。

メルカリの社会からの注目度の高さのおかげもあり、メルカリの人事や組織、働き方について多くの取材や登壇を経験させてもらいました。

エンジニアを中心に外国籍採用も進め、組織のグローバル化もものすごいスピードで加速していきました。ダイバーシティー&インクルージョンにも取り組み、日本の組織をグローバル化させていく中で多くの課題に直面し、貴重な経験を積むことができました。

そうした中で、グローバルで活躍する女性リーダーとしては第一人者ともいえる石倉洋子さんとご一緒させていただき、グローバル・ゼミで全編英語のセッションをさせていただけたことは感慨深かったです。(その後、デジタル庁のデジタル監になられ、ご一緒できたことも縁だなと思います)

そんなこんなで、他ではできないメルカリで学んだ経験を次のスタートアップで経営者として生かしたいと想い転身を決意しました。

3社目:SHOWROOM

COO (最高執行責任者)

2019年よりCOOとして入社しました。SHOWROOMはこのタイミングで、親会社からの自立性を高めてゆくため、主に組織を強くするという目的・役割でした。


入社後は、まず、目標管理制度(OKR)を導入するなど経営サイクルの確立を進めました。
100名から140名ほどまでの組織成長を進め、これから日本から世界を獲るエンタメテックカンパニーとなるべく外国籍含む多様な人材の採用や抜擢人事などによる組織強化を進めました。
親会社から独立した組織としてのコーポレート基盤の確立といったことにも、仲間と一緒に取り組んできました。全社的な戦略をまとめ、「エンタメテックカンファレンス」という形でプレス発表会も行いました。

このように複数の会社で様々な経験をさせてもらう中で「ゼロから自分の理想とする組織づくりをしてみたい」という想いがどうしても強くなり、起業にチャレンジすることにしました。

4社目:デジタル庁

CCO (最高コーポレート責任者)

起業しプロダクト開発やコンサルティングを進める傍ら、兼業としてデジタル庁の立ち上げにも挑戦しました。2021年7月から、人事・組織開発の担当としてジョインし、Chief Corporate Officerとして行政の組織改革に携わってきました。

デジタル庁では、民間からの兼業での専門家人材として、官民が入り混じった多様性溢れる人材のポテンシャルを最大化し、行政のデジタル化を推進していける組織づくりに取り組んできました。

立ち上げにあたりまず取り組んだのがミッション・ビジョン・バリューの策定です。バリューの策定についてnoteにまとめたのでよかったらご参考ください。

また、デジタル庁で取り組んできた組織改革の歩みについて。

分かりやすくまとめていただいた取材記事。

Govetech meetup 総集編

以上のように、外資系、スタートアップ、中央官庁といった、タイプの大きく異なる組織を経験してきました。

今後は、これらの経験を活かし、より良い日本の組織づくりに邁進して参りたいと思います。


以下、職歴以外の情報です。

出版

『カルチャーモデル 最高の組織文化のつくり方』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

『これからのマネジャーの教科書』(東洋経済新報社) (共著)

寄稿記事・連載

日本経済新聞:
組織づくり、スタートアップに学べ 唐沢俊輔氏

ダイヤモンドオンライン連載記事:
アフターコロナの組織像

BizHint連載インタビュー:
最高の組織文化のつくり方

Owned Media Recruiting コラム:
最高の企業文化を作るカルチャーモデル論

SPODUCATION コラム記事:
スポーツ運営に学ぶカルチャーモデルと組織づくり

HARVARD BUSINESS REVIEW連載記事:
マクドナルドが実践する「広めていただく」マーケティング

取材・インタビュー記事

日本経済新聞:探訪リスキリング

日経スタイル:フロンティアの旗手たち

BUSINESS INSIDER:Brand Studio

CULUTIBASE

HirinGeek by Wantedly

Eight Career Design:「再読のすすめ」

WORK MILL:STORY

組織再考計画

広報会議


登壇記事・アーカイブ動画

アジャイル経営カンファレンス

Social Innovation Week

ひと・組織・HRのナレッジカンファレンス

Coral School

Smart HR Agenda #3:クロージングセッション

Better Workplace, Better Culture.

EY Japan:「HRDXの教科書」出版記念セミナー 第5回

Startup Career Fair

Startup Culture Lab.


グロービス経営大学院 特別セミナー

あすか会議

登壇歴(2021年以降のみ)


学歴

慶應義塾大学法学部卒業
グロービス経営大学院経営研究科経営専攻修了(MBA)

グロービス経営大学院では、アルムナイアワードを受賞。その時のインタビュー記事がこちら。


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