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〇〇できません!どうしたら上手くなりますか?に対する答え

こんにちはシュンです。
今日もいただいた質問に回答していきます。

よくこんな質問をもらうことがあります。

「ドリブル上手くなるためにどうしたらいいですか。」
「シュートが入るようになるためにはどういう練習したらいいですか。」
「ドライブのキレがありません。どうしたらいいですか。」
「DFですぐ抜かれてしまいます。どうしたらいいですか。」
「ジャンプ力が上がりません。どうすればいいですか。」

今日はそんな「〇〇できるようになるためには何をすればいいですか。」系質問の全てに対して一気にお答えできる私の考えを持ってきたのでそれについて書いていこうと思います。

答え

とりあえず〇〇を10,000回やれ。

以上です。ありがとうございました。ではまた



こんな感じで終わっては何も伝わらないと思うので、ここからちょっと僕の想いを書いていきます。

本当にやってんの?それ

こういう質問をしてくる人は大体「〇〇してるんですけど出来るようになりません」という感じです。「私は〇〇に取り組んでます」風ですね。(実際にやった上で言ってる人がいたらすみません)

僕からすると、何回やったの?何時間取り組んだの?何ヶ月やり続けてるの?っていう感じなのです。物事をプロとか専門家になるまで10,000時間やらないといけないとよく言われますよね。まさに僕が言いたいのはこれと同じで、とりあえず10,000時間とは言わないまでも、それなりに取り組んだのか?と。

例えば「シュートが上手くなりたいんですけどどうしたらいいですか?」という質問してくる人。僕はこう答えたいです。

「毎日500本、3ヶ月打ち続けてください。45,000本打てば上手くなります。もちろん休みの日を入れたりもあると思うので毎日じゃなくてもいいです。40,000くらいは打てるでしょう。」

と。これだけやれば誰でもシュートが上手くなると思いませんか。でも、おそらく誰もやらないんです。誰でも出来るのに。「シュートの練習してるんですけど・・・」と枕詞をつけてくる人はおそらく対してやってないでしょう。やってるかもしれませんが、せいぜい1日100本程度、それも毎日じゃないでしょう。

今自分がやってることで上達してないのであれば、それはやってる内に入らないのです。とにかく今上達してないなら量をやりまくってください。

2ヶ月で両手で掴めるようになった

僕は人生一度だけダンクをしたことがあります。(ボール持ってではなく、アリウープあげてもらってのなんちゃってダンクですが)この時いろんな人からどうやったのか聞かれましたが、YouTubeに練習動画を公開しました。

その何用は練習の合間に1日200回リングに向かって全力ジャンプすることです。僕は当時プロを目指していたので、ジャンプ力を上げる以外にもやるべき練習が大量にあったので週に3回ほどです。1週間に600回、1ヶ月で2,400回、2ヶ月で4,800回ジャンプしました。

それだけで最初はリングに片手の指の第一関節しか届かなかったのが、手のひらまで届き、両手でリングが掴めるようになり、片手でのアリウープダンクを達成しました。

もちろん普段から筋トレなどはしてましたが、この時僕は誰にもアドバイスは求めていないですし、ジャンプトレーニングの動画もYouTubeで少し調べれば出てくるような内容しか調べていません。ただひたすら全力でジャンプし続けたらジャンプ力が上がったのです。

分からないなりにとにかくやりまくる

特に「足が速くならない」「キレが出ない」とか身体の動きで悩みがある人はとにかくやりまくるのはかなり効果的です。いわゆるストレングスのトレーニングは専門のコーチが要素分解して動きを習得できるようにサポートしてくれるのですが、実際に走らないと速くならないし、実際に飛ばないとジャンプ力も上がりません。そもそも質問で聞いてくるといううことはそういうトレーニングを受けに行くということもあまり考えてないと思うので、とにかくやりまくってください。

ジャンプ力が高い選手に話を聞いたり、普段コートでの振る舞いを見ていると、ジャンプできるのが楽しいからか、いつもリングに向かってジャンプしています。元々飛べたから楽しくなってジャンプ繰り返しているのか、ジャンプしまくってたら飛べるようになって楽しくなったのか、順序は分かりませんが、とにかく飛んでます。

しかし、ジャンプ力が低い人(僕自身もそうです)は高く飛べないから、ジャンプの練習が楽しくなくてあんまりすることがないです。バスケしてるとジャンプ力低いのってなんかダサいし、恥ずかしいと思っちゃったりもするので。でも、ジャンプしまくってたら絶対ジャンプ力上がるので、騙されたと思ってジャンプしまくってください。

「ドライブのキレがない」という人、僕もそうでした。でも、アメリカでワークアウトを受けてから「練習中全力でドライブしてなかったな」と気付かされました。ドライブが速い選手は練習中も試合中もドライブすることが多いから速いのかも?と思い、練習でドライブする回数を増やして、毎回自分の最速を更新するつもりでやってたら、かなりキレが上がってきました。これもYouTubeのvlogを見てもらったら最初と最近で全然違うのがすぐわかるくらいのレベルだと思います。

量より質ではなく量から見えてくる質

「そうは言ってもどうせやるなら質高くやりたいんです。」

なんて人もいると思います。けど、実際に対面で指導できるわけでも映像を添削できる訳でもなく、SNSの質問などだけで得られるものは限界があります。シュートフォームについてなんてまさにそうで、あなたのフォームを知らないので適当なアドバイスはできません。ってのが正直なところです。無責任に自分に取っての正しいフォームをアドバイスする人は正直やばいですし。笑

なので、とにかくやりまくって下さい。やりまくってたらどうなるかというと

今より上手くなる or 現状維持

になると思います。1,000回やったのに全く成長しないならdこかに問題があるでしょう。そこで気づくんです、どこか良くないところがあったという事に。自分で気づく事がとても大切です。そうすれば何か改善しなければならないから、まず自分の動きを動画で撮って見返すようになります。そうすれば改善した方が良さそうなところが見えてきます。そこを改善してまた1,000回取り組みます。

良くなれば改善点が合ってた、現状維持や悪くなれば間違っていたという様に、自分の中に正解不正解の経験値が溜まっていきます。こうやってその改善の練度が上がっていき、練習の質が上がっていくのです。

もちろん自分の考えだけでなく、事前に調べてから取り組むのも大事です。でも、そうやって量をこなして改善に取り組んでいる人は「どうすればいいですか?」なんていう抽象的な質問をしてこないはずです。なぜなら練習の量をこなし、質が上がっていく事でより具体的な課題や疑問が出てくるからです。

この状態になれば人に質問をすることの質や効果も上がっていきます。もうメッセージが来た瞬間にわかるのです、この人はちゃんと取り組んでいるか、ただ興味本位で質問してきているだけの楽がしたい怠け者かってことは。笑

最後に

スラムダンクで桜木がシュート2万本の練習シーンを見たことある人いると思います。あれを想像して下さい。どんなことでも習得するのには時間がかかります。でも頑張って量をこなして、ビデオを見て、改善してまた量をこなす。これを繰り返していけば必ず上達しますし、もっと楽しくなってきます。

シュートやドリブルは数を重ねやすく取り組みやすいですが、ドライブ、スプリント、DFなどはもっと大変です。でもDF1万回やったら絶対上手くなると思いませんか?笑

田舎の弱小校出身で、大学は学生のみの監督無しという環境だったので、プロを目指した時はバスケの知識が全然ない、25歳会社員からのスタートでした。最初は量をこなすこと、とにかくハードに練習に取り組むことしか知りませんでした。でもその中で自分で見返し、先輩にアドバイスをもらい、試行錯誤して少しずつ上達していきました。

皆さんも必ず上手くなれます。今の実力がなくても。もっと楽しめるように歯を食いしばってコツコツとやっていきましょう。ではまた

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