僕が日本一周をする理由
2021/7/12から、スーパーカブ50で日本一周の旅をはじめた。
訪れる先々で、
「どうして日本一周をしているの?」
「日本一周の目的はなに?」
と、聞かれることが多い。
決まって、こう答える。
「やってみたかったからです!」
「目的はないですね~」
改めて考えてみても、それ以上でもそれ以下でもないように思える。
何か一つ行動を起こすにしても、メリットがどうとか、意味があるとかないとか、様々な思考が浮かんでくるし、周りから意見が寄せられることもきっとある。
それらは、足をすくませる十分な理由にはなるけども、所詮どれも、机上の空論に近いものだと思う(計画の重要性云々の話ではないし、アドバイスは真摯に受け止めるべきではある)。
同じ経験をしても、そこから感じ得ることは千差万別であるはず。
何か出来事を経験し、そこから何を感じ得るかなんて自分自身にすら想像もつかない。
何も生まれないかもしれないし、人生を変える何かが生まれるかもしれない。
ただ、「やってみたかったことをやった」という事実は必ず残る。 それだけで十分ではないだろうか。
やってみたいことをやれたのだから、充実感はあるだろうし、もしかしたら新たにやりたいことが生まれるかもしれない。
それが積み重なっていくことを想像したら、ほんの少しワクワクもする。
足がすくんでいることもバカらしく思えてくる。
「どうして日本一周をしているの?」
「やってみたかったからです!」
これからも、やってみたかった、日本一周の旅を続けていく。