見出し画像

この国に相談のインフラを築くために。『いま、私たちができること』

Kakedasにて「リモートワークにおける働き方について」の大規模調査を行います。

こちらの調査は、200名を超える大変多くの方にご協力頂きました。
データの母集団として信用にたるものと判断し、この段階で回答受付を修了致しました。(4月27日付け)

はじめまして。株式会社noFRAME schools代表取締役の渋川駿伍です。

弊社では『人生の主人公を増やす』ことをビジョンに掲げ、日本に相談のインフラを築くべく、オンラインキャリア相談室サービス「Kakedas(カケダス)」を2019年4月より開発運営して参りました。

この度の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大に伴う緊急事態宣言によって、小中高の臨時休校やイベント・テーマパークの自粛や休止が進み、自治体、各企業では様々な対策を講じています。
その中でも、多くの企業ではリモートワークに移行するか、もしくはその導入の検討をしており、働き方が大きく変わってきております。

Kαkedasでは、このような状況下だからこそ、いま抱えているキャリアについての不安や、働き方や職場環境でのモヤモヤを、専門家に相談できる環境を整備することで、少しでも前向きな気持ちで過ごせる人を増やしたいと考えております。

これまでの取り組みとその反省

目まぐるしく変化していく昨今の情勢を踏まえ、Kakedasでは先月のはじめにサービスの無償公開に踏み出しました。

その際には、100名を超える非常に多くの国家資格キャリアコンサルタントの方が、プロボノとして参画してくださったお陰で、短い期間ではありましたが、必要としている人に「相談」が届いたのではないかと考えております。

ただ、その際はプロボノとしての参画だったがゆえに、持続可能なモデルではないと判断し、3月いっぱいで無償提供を終了しておりました。

しかし、4月に入り発令された、緊急事態宣言。
また、それに伴う社会の変化を見ている中で、ある想いが沸々と湧いてきました。

適切な相談窓口が用意されていないことは社会課題

リモートワークに移行し、その働き方が当たり前になるにつれて、皆さんはどのようなことを感じていますか?

・これまでに比べて誰かと話す回数が減った
・自宅だとなかなか仕事に集中できない
・やり場の無い寂しさを感じる
・普段とは違う環境で慣れない

外出自粛も相まって、外に出る機会はほとんど無くなり、そもそものコミュニケーション量が減り、その渦中で普段通りの仕事や生活をこなしていくのは、非常に難しいことと思われます。

実際、私自身が、この寂しさや心細さ、将来設計の難しさを痛感しています。

そして、これらの課題は他人事ではなく、日に日に顕在化していき、益々大きくなっていくことは容易に想像できます。

『いま、私たちができること』

考えました。
考えに考え尽くして考え抜いて、私たちにできることを思い描きました。

Kakedasでは、国内700名を超える国家資格キャリアコンサルタントのプラットフォームを運営しております。

従来、企業においてのみ利用できるこのサービスを、一般の方がいつどんな時でも、自由に使えるようにすることで、この社会課題を解決できるのではないか。と考えました。

悩んでいるときに、ちゃんと誰かに頼れる。
自分の人生に、真正面から一緒に向き合ってくれる人が傍にいる環境。

オンラインで完結しているKakedasだからこそ、相談できる環境を社会インフラにできると信じています。

ただ、この社会課題はまだまだ発芽期であることも事実です。
すでにリモートワークに移行しているであろう方々や、その

ともすれば、このアフターインターネットの社会では、声の大きい人によって、あなたの小さな想いは、容易に流されてしまいます。

とりわけ、これだけSNSが発達し、身近に発信力の強い人の声が流れてくる時代では、弱い立場に置かれている人や現在進行形で困窮している人の想いは掻き消されてしまうのです。

どうすれば、1人1人の声が、その重みのまま、等しく社会に届くのか。

私たちの答えはこうです。

アンケートを実施することで、1人1人の声をつぶさに拾い集め、それをKakedasが社会に届けます。

そのアンケートが、こちらです。

ここでの調査結果をもとに、各種メディアや報道機関を通して、いまの労働環境がどのような状況なのか。
人々は、どのようなことに困っているのか。
いま、本当に必要とされていることは何なのか。

これらの事実を届けます。

そして、このアンケートに回答してくださった方には、通常は1時間9,800円Kakedasのサービスを無料で利用できるバウチャーを配布いたします。

アンケート回答とバウチャーの配布について

アンケートは、3分ほどで回答できる、簡単なものになっております。

内容としては、コロナウイルスの影響で、ご自身の働き方やその環境がどのように変化したのか。をお尋ねしております。

回答終了時に、バウチャーの受け取りを選択することができます。

そしてここでは、2種類のバウチャーの使用方法があります。

【1つ目】
ご自身で「Kakedas」をご利用するためにバウチャーを使用する

【2つ目】
友人や知人、自分以外の第三者に「Kakedas」を利用してもらうためにバウチャーを使用(シェア)する

ご自身でご利用する際には、アンケート回答後に順次、サービスご利用の手筈を整えさせて頂きます。

また、今回のプロジェクトの特徴として、自分以外の誰かに「相談」を届けることができます。
その場合、また同じようにアンケート回答後に順次、ご利用までサービスでサポートさせて頂きます。

最後に

今回の発表の要点をまとめると

⒈皆様の声を社会に届けるため、アンケートを実施します。

⒉アンケートを回答してくださった方にはKakedasをご利用していただけるバウチャーを配布致します。これは自分で使うこともできますし、どなたかにシェアすることもできます。

今日は、弊社が創業して、ちょうど2年の記念日です。

19歳だった2年前の今日。この会社は産声をあげました。

そしていま、私たちは皆様の声を集め、少しでも力になれればと思い、今回の発表に至りました。

ぜひ、1人でも多くの方に、このアンケートに回答して欲しいです。
そして、多くの方に、この取り組みが広がることを願っています。

どうぞ、これからも『人生の主人公を増やす』ため。
今後ともよろしくお願い致します。


2020年4月19日 
株式会社noFRAME schools 代表取締役 渋川駿伍







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?