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こうしてコーヒーの虜になって行く

 私はコーヒーが好きで、自宅でコーヒーを自分で抽出して飲んだり、カフェや喫茶店に行くこともあります。今では趣味のひとつになり、生き甲斐にもなっています。

 「皆さんは趣味を始めたキッカケは何でしょうか?」

 趣味を深めて行くと、周りの人はどうなのかと気になるのです。皆さんの話を伺う前に、まずは私がコーヒーを好きになったキッカケ、そこからどう深めていったのかを以下の順に述べていきます。この記事を読み終えてから皆さん自身で振り返って頂ければ、よろしいかと思います。


①キッカケ

 和がコーヒーに興味を持ち始めたのは父の影響です。幼い頃から、父がコーヒーを飲む姿を見てきました。その様子から、単純にコーヒーは大人の飲み物であることから、コーヒーへの憧れを持っていました。それに加え、父は変わったアイスコーヒーの飲み方をします。アイスコーヒーを飲む際にミルクを入れる方は混ぜると思います。ですが、父はミルクをかき混ぜずに、マーブル状で飲んでいました。コーヒーを飲んでいる間に、コーヒーの中でミルクが自然に攪拌される様子を見ていたのかも知れません。母や弟達はその様子を訝しんで見ていましたが、私は面白いなと思っていました。子供ながらに父の拘りを感じて理解していたのだと思っています。


②スタバ以外でコーヒーを飲みたくなり…

 大学を卒業し社会人になり収入を得られるようになってからは、スターバックスコーヒーで
コーヒーを飲むようになりました。当時はフラッペチーノやマキアートといった甘い系の飲み物ばかり注文してきましたが、お店の雰囲気から次第にコーヒーも飲みたくなり、ドリップコーヒー又はカフェラテと一緒にニューヨークチーズケーキを注文するようになりました。
 そこからはドリップコーヒーを主に飲むようになり、今ではシングルオリジンを取り扱う他のカフェに行くようになっています。その辺りの経緯は以前投稿しました以下の記事で詳しく述べています。ご興味あれば是非。


③コーヒー豆を買うようになって

 カフェや喫茶店を巡ると、お店ごとにコーヒーの味と香り、カップの形や大きさ、抽出方法が違っていることに気づいてきます。更にはコーヒー豆の産地によって味と香りが異なること、ブレンドとシングルオリジンという違いをも知るようになってきます。そうして自然と自分でもコーヒーを豆のから挽いて抽出したくなったのです。必要な器具を揃えて抽出していくと、お湯の温度や挽いた豆の粒の大きさ、更には使ったドリッパーによって味が変わることも分かってきます。

 このように、自分でコーヒーを淹れるようになると、様々な違いを更に深く知るようになります。そこから、「どうすればお店のような味になるのか?」「なぜここまで香りと味が変わってくるのか?」「本や雑誌、お店で紹介されている抽出方法のどれが最適なのか?」といった疑問が湧いてきます。これらを自分なりに理解していくことが面白くなるのです。


④最後に

 コーヒーを知れば知るほど分からないことが出てきます。ですが、同時に興味の種が生まれ、探求の根が伸びて深まってもいます。楽しいものです。

 趣味を始めるキッカケは人それぞれですが、行き着く先は皆同じなのだと思えます。その結果が社会の発展に役立てられるのならば望ましいのかも知れませんが、必ずしも貢献できるものへ形成できるとは限りません。ですが、何かを大成出来なくても、自分の好きなことを通して自分の人生が豊かになれば、それで十分だと私は考えています。ある意味、自己満足は悪いことではありません。自分が抱いた興味は他人に受け入れられなくても、自ら良しと感じたのなら最善なのです。

 今回の記事は以上です。最後まで読んで下さり、ありがとうございました😊

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