「終わり」を「良し」と思えるように。
僕は、noteとは違う日記を書くようにしています。
日記を始めた動機は、スマホとは別で、字を書く必要があると思ったのが一つ。
もう一つは、日記は自分の財産になるからと後輩に教えてもらったからです。
過去の重要な出来事は、覚えていると思うのですが、些細な日常の記憶は日々薄れていきます。
そして、当時の自分が何を思って何をしていたのかなど、振り返るのは非常に面白いことだなぁ…と。
後輩の真似、しちゃいました。
いいと思ったら何でも取り入れる。
僕は試したがりなのかもしれません。笑
その日記の内容は、「朝ごはんに〇〇を食べた」や、「〇〇と電話した。楽しかったなぁ」などです。
日記で書くことは、特に感情がメインになることが非常に多いです。
なぜなら、「今日の気分」という欄があるからなのです!笑
そして、一ヶ月も日記をしていませんが、「今日の気分」を見返すと…。
まぁ、ネガティブな気分ばっかりでした。笑
なぜ、こんなにも「今日の気分」の欄がネガティブなのだろうか…??
僕は、寝る前に日記を書きます。1日の出来事の整理とともに、自分と向き合う時間を作るためです。
大抵、夜に日記を書くと、気分の欄は、モヤモヤや、不安などのネガティブな感情が多い。
しかし、日記の内容には…!!
嬉しかったや、感動したなどのポジティブな表現ばかりだったのです!!
…??
気分はネガティブなのに、内容はネガティブではない…??
なぜなのでしょうか??
僕の日記の書き方が間違っていたのです。
つまり、
「今日の気分」の欄は、
「今日の気分」ではなく、
「今の気分」と解釈してしまっていた
のです!!
こんな単純な事に気づけないなんて…。
まぁ言い換えれば、僕がそれだけ負の感情に引きづられやすいということにもなりますが。笑
なので、手順を逆にしました。
先に日記の内容を書いてから、「今日の気分」の欄を記入するようにしました。
そうすると、内容と気分がリンクするようになりました。
日記の問題は、これで解決です。
この日記を通じて、何が言いたいかというと…。
人は物事を終わりで評価する
ということです。必ずしもそうではありませんが、
僕は人にはそういった癖があるように思います。
日記でも同じように、
終わりの感情(夜の際の気持ち)で日記を書いてしまいますから。
だからこそ、
「結果が全てじゃない!過程が大切なんだ!」という言葉がよく飛び交っています。
この言葉は、そもそも過程を大切にしていればわざわざピックアップされて言われるものではないと僕は考えています。
もちろん、どちらも大切です。
過程が伴わなければ結果も出ない。
これはアスリート、体育会の学生の方々ならば実感していると思います。僕も、痛感しています。
しかし、「結果=過程」でもないことを自覚しなければなりません。
「努力すれば、夢は叶う。」
これは、半分正解で、半分不正解です。
多分noteを執筆されているみなさんであれば、この類の話はよく聞くと思うのですが…。
「正しい努力を積み重ねていけば、
夢は叶う」
だと、僕は思います。
これは、意味付けという思考が必要です。
ただひたすらに全力で走るのではなく、
試合のラスト100mの追い上げができる心肺機能の向上のために全力で走るメニューを考える。
コーチに言われたからメニューをこなすのではなく、コーチが考えるメニューの目的や意図を理解し、指導者を信じてメニューをこなす。
正直、中学や高校までは指導者の言われるがままに練習をすれば、ある程度までは強くなれると思っています。
しかし、大学生になって、学生主体の組織に入り、ただメニューをこなす人と、自分で考えてメニュー内でも工夫して取り組む人とでは、大きな競技力の差ができてしまっているのです。
この意味付け(自分で考え、実行する能力)が、
僕の思う正しい努力です。
この正しい努力(過程)を積み上げて、結果を残す。
これがきっと僕らに必要なことだと思います。
正しい努力をするために何が必要かは、分野によって様々だと思いますが、踏み出しやすいものとして。
自分より実力が上の人に話を聞きに行く。
誰でもできると思います。
僕は誰かにモノを教えるほど何かを成し遂げてはいませんし、何より誰かに伝えるためにnoteをするつもりはありません。
しかし、最初の投稿の通り。
誰かがこの僕のブログに意味付けをしてくれたら、
それは僕にとっても誰かにとっても素晴らしい財産になる。
それこそ、結果が分かりませんが、noteに投稿することは未来の僕へのサポートとということで。
そして、僕のアスリートとしての終わり(引退)が、華やかなもので、
引退の日、日記の気分の欄に、【最高】と書けるように…。
結局、「終わり良ければ全てよし」です!
そして、僕は終わり(引退)を本当に良いものと思えるように…!!
今、正しい努力を惜しまずに。
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