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あなたにとってのRPAとは?

みなさん、こんにちは。

先日、RPA自習室のオンライン懇親会にて、
「あなたにとってのRPAとは?」という話題になり、これを機に自分なりの考えをまとめてみました。

RPAのマーケットやテクノロジー、パーソナルな視点で綴ったnoteです。
(RPA自体の説明は、ネットにあふれているので譲ります。)

1. マーケット情報から見るRPA

「自分とってのRPA」を改めて考える下地として、いまどのような状況であるか調べてみました。まずGoogleトレンドでRPAを調べてみました。

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※うまい表記ができず、時期はマウスを合わせて貼りました。2017年以前はほぼゼロにつき、見やすいよう横軸は切っています。

2017年より徐々に話題となり始め、2018年には一気に盛り上がりを見せています。Googleトレンド上のピークは2019年6月で、2020年以降はやや減少傾向はあるものの、面白いことは、2020年6月のいま、再び上昇傾向が予想されている点です。リモートワークでもRPAが活躍できるという期待と実績があったのではと前向きに捉えてみます。

また、ガートナー社の調査によると、RPAはハイプサイクル上は幻滅期に入ったものの、エンタープライズのソフトウェア市場では、2年連続で最も早く成長するマーケットとして、2019年では62.9%の成長率、1.4B$の市場規模とのことです。

さらに、RPA HACKによるRPAカオスマップの変化を見ても2018年から2019年にかけて、掲載ロゴ数64 → 128とプレーヤーが劇的に増加していることが一目瞭然です。体感ですが2020年版はさらに多くなると思います。RPAの利用者とプレーヤーが増えマーケット全体が活性化される勢いは純粋に楽しいですし、エキサイティングです。

2. テクノロジードリブンで進化するRPA

RPAをきっかけとした自動化には、
「RPAソフトウェアの技術進化」 X 「システム連携での拡がり」
この掛け算で急速な普及を見せていると思います。

RPAソフトウェアの技術的な進化はとても早く、毎月アップデートされて最新機能が実装されています。ちょっと前のバージョンではできなかったことが、標準アクティビティとしてどんどん組み込まれて、ローコードで組み合わせて開発、利用できるようになってきています。

また、RPAは多様なシステムをつないで連携&自動化を進めます。最近では既存システムのみならず、IoTやAI(機械学習、チャットボット、AI-OCR等)との親和性が高く連携に拡がり見せていますし、RPA化すべき業務を可視化したり成果を測るソフトウェアも登場しています。(私はIT業界に長く所属していたため、テクノロジードリブンで新しいことができるようになったり、ハイパーオートメーションなどカッコいいネーミングは実は好きです。)

少し視点は異なりますが、急激に進化するテクノロジーを使いこなして成果を挙げていくこと、また成果を挙げるまで一緒に伴走できるようなカスタマーサクセスに関する仕組みとサービスがとても大切になってくると実感しています。ここはぜひコミュニティ側からの視点でも取り組んでいきたいです。

3. わたしにとってのRPAとは?

前説が長くなりましたが、

わたしにとってのRPAは、
「新しい可能性を切り拓くもの」
という想いです。

RPAが切り拓く可能性として、特に好きな点は2つ。
① 時間を生み出す!無限大の可能性
② つながりから生まれる新しい可能性

RPAの最も素晴らしい点は、「時間を生み出せること」だと信じています。

RPAの成果の一例として削減〇〇時間(〇〇人の作業)という表現よりも、自動化によって、〇〇時間を生み出した!
という方が、前向きでかつより真の価値が伝わると考えています。

時間だけは、お金で買えませんし、この生み出した時間を有効活用して何をするのか? やろうと思えば何でもできるはず。まさに無限大の可能性を生み出せると思っています!

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次に、RPAをきっかけとした「つながり」について。
RPAのつながりは、「テクノロジー」と「人」とのつながりの両面で新しい可能性を生み出せます。

テクノロジー面では、いろいろなシステムやAIなどの新技術とも連携しますので、これまではできなかったことが、技術進化によってどんどんと可能性が広がります。

それだけでなく、RPAには人と人とをつなぐパワーがあると思っています。
それは、連携するシステムやテクノロジー企業の人だったり、RPAを使う業務担当の人だったり。RPAに携わる人は、何かしらの業務を変革してより良い方向にすべく日々奮闘している方々が多く、とても前向きなパワーであふれていると思います。(体感です)

RPAな方々が、会社の枠を越えてRPAきっかけのコミュニティでつながってみること、そんなコミュニティから生まれる新しい可能性を考えるだけで、ワクワクしてきます。

コミュニティを担当する身としては、RPAに携わった方が、ぜひ新しい可能性を体感して、一緒に何かを切り拓いてけるような関係づくりしていきたいと思います!


以上、「わたしにとってのRPA」について想うことでした!

さあ、「あなたにとってのRPAとは?」 何でしょうか?
ぜひ、お聞かせくださいませ~!

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