FC NAKAI②
ガクってやつ
僕がFC NAKAIに入団した翌週くらいだったかな?
スカした感じの人が練習に来たんです。
それがガク。
顔は知ってるけど話したことはない。
良い選手だけど生意気そう。
やっぱりスカしてたし、生意気だった。笑
でも彼の発言やプレーから学ぶ部分は多々あったし、情熱ロンリネスとの試合で決めた、ブロック&コンティニューなんかは彼のプレーから盗んだもの。(って言っておこう。)
彼の加入でよりみんなのレベルがグッと上がったし、コート内外でチームのために動いてくれたと思う。
薫さんって人
そして都大会が始まる前に本来ならいるはずのない人が目の前にいる。
対戦時には毎試合ゴールを決めてきたキング。
それが薫さん。
晴天の霹靂だった。
チームメイトとして戦えることがあるとは思わなかったから、個人的にはすごいビッグチャンスだった。
要求はされるけど、それに応えようと思うし、応えれば結果として返ってくる。
さらにこっちからの要求に対しても返してくれる。
違うことは違うとハッキリ言ってくれるし、理解してくれるところは理解してくれる。
そこで僕は知った気がします。
本当に良い選手って言うのは、技術はもちろんのことだけど、謙虚さの有無なのではないかと。
本当に頼りになるアニキ的な存在だったし、また一緒にプレーしたいって思う。
東京都大会
頼りになる選手が追加で登録されて、満を持して都大会に臨んだ。
フウガドールすみだバッファローズ、リガーレ東京、立川府中アスレティックFCサテライトと試合をしましたが、感じたことは東京都のレベルが高すぎるってことでした。
都大会予選もそうでしたが、情熱ロンリネスもすごく良いチームでしたし、都大会の他の試合を見てても良いチームが多い。
日本一激戦な地域だと思ったのが本音です。
まだ共通理解をできてない部分もあり、チグハグな部分もありましたが、それぞれがこのチームで勝ちたいという気持ちが強かったからこそ関東大会にまで勝ち上がれたと思っています。
ぶつかり合うこともありましたが、全員が勝ちたいって気持ちを持っていたからこそ、そこのアプローチの仕方が違っただけでみんなの目的自体は常に同じでした。
佐世保での頂杯
頂杯にはじめて出場させてもらうことになり、どんな大会なのかな?と思えば、会場に着くなりすごい人の数。
久しぶりにこんな人が詰まった会場で試合ができました。
エスタジ佐世保の選手や長崎大学の方々含め、大会運営にたくさんの協力があり、開催することができました。
本当に感謝しています。
ありがとうございます。
この大会では新しいセット組に分けて大会に臨みました。
それぞれの選手が課題を見つけて、自信の持てる大会になりました。
リョウタなんかはチームのために走れる選手になりました。
関東大会
関東大会ではファイルフォックス八王子、マルバ茨城、バルドラール浦安セグンド、立川府中アスレティックFCサテライトと試合をしましたが、初戦から苦しい大会となりました。
初戦も後半に入ってから逆転されて、再度逆転をしてなんとか勝ち上がることができました。
浦安セグンド、アスレサテとの試合は終始攻め込んだものの、割り切った戦い方をしてきた相手に追加点をあげることが出来ず、自分達で首を絞める結果となってしまいました。
そんな中ワタルはラスト2試合でゴールを決めてくれて、成長をすごく感じたし、ここで立ち止まらせてしまったことを非常に申し訳なく思いました。
その点そこを決め切ってきた2クラブは勝ちに値したと思いますし、これからのFリーグを盛り上げてもらいたいとも思いました。
浜松での頂杯
関東大会での敗退から2週間、まったく動くことなく当初から予定されていた練習試合でみんなと再結成しました。
ボールを蹴る喜び、みんなとの最後の時間を楽しむべく、勝つために必死にボールを追いかけました。
その夜にゾットの清野さんからお誘いいただき、FC NAKAIとしての最後の試合、頂杯に出場させていただくことになりました。
引退したユウダイは不参加でしたが、その他メンバーは全然揃うことが出来ました。
僕が個人的に楽しみにしていたコウヘイ、アキラ2人と出ることもでき、とても嬉しい気持ちになりました。
初戦の敗戦もあり、この日のみになってしまいましたが、みんなと熱い3日間を過ごすことができました。
感謝
中井健介というフットサル界で1番熱い人間だったからこそ、このチームが成立したと思うし、意見も言いやすいオープンな関係を作ってくれたからこそ、みんながのびのび楽しんでプレーできたと思っています。
中井さんだからこそのこのメンバーになったし、本当にFの頂まで行きたかった。
中井健介という人間を信頼しているし、受け入れてくれてありがとうございました。
ヒロキくんは浜松のセレクションで知り合い、仙台でチームメイトになり、同じセットで試合に出場してきました。
当時に比べて見違えるほどのフットサル選手になっていたし、すごく大人になっていました。
1個上だけど同い年っぽいし、しんどい時は頼りになる先輩。
必要としてくれて本当にありがとうございました。
そしてまたこれからフットサルを楽しむべく新天地に行くのでした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?