ホットビスケット

◆ホットビスケット 

疲れた時に最適。コーヒーや紅茶と相性抜群。メープルは高いものじゃなくて、安っぽいメープルシロップがおすすめ
 

・材料
 薄力粉 200g
 グラニュー糖 15g
 粉末の塩 3g 
 ベーキングパウダー 15g
 重曹 1g
 ショートニング 50g
 
 低脂肪牛乳 120g
 ぬるま湯15g+ドライイースト3g


 焼成前に生地に塗る無塩バター 20g

①フードプロセッサーに粉類を入れて、低速で5秒ぐらい混ぜる

②液体類を少しずつ入れながら、その都度混ぜる

③そぼろ状になったら、伸ばしたラップの上に取り出して軽く丸くまとめる。この時絶対にこねてはいけない

④丸めたものを縦40㎝、横15cmに伸ばして三つ折り→30分休ませる、この工程を3回繰り返す

⑤生地を高さ1.5㎝に伸ばして、半分に分割、それを二枚重ねにして、直径12㎝にくりぬく。真ん中に穴を3㎝位の穴をあける

⑥熱伝導の良いオーブン板に乗せて、溶かしバター(無塩バター)をたっぷり塗る。200℃で20分焼成


FAQ
・フードプロセッサーは買うことをお勧めする。手作業でも良いが、結構な手間暇で疲れてしまうだろうから、機械に任せられるところは任せたほうが良い。その間に少しでも体を休めたほうがいい。

・熱伝導の良いオーブン板とは、鉄、ステンレス、アルミをお勧め。レンジについてくるホーローのレンジ板はあまりお勧めしない。熱伝導が良いオーブン板でなければならないのは、この料理は高温で素早くさっくり焼き上げる必要があるからだ。

・使用する牛乳は低脂肪牛乳でなければならない。同時にバターではなく、ショートニングでなければならない。なぜならこの料理はお上品なスコーンではなく、純然たるホットビスケットだからだ。
この両者の違いの答えは単純だ。ビスケットをおいしく作るポイントはできる限り脂肪分を抜くことである。
脂肪分を抜けば、その分触感も軽く仕上がる。その生地の上にバターを塗れば、触感の軽快さとバターの風味の豊かさを同時に味わうことができる。
熱伝導が良いオーブン板でなければならないのは、この料理は高温で素早くさっくり焼き上げる必要がある。

・粉末の塩とは粒子が細かく粉のような軽くふわっとした塩のことである。宮古島の塩が一番近い。岩塩を削った際の粉末を使うのもよい。


小話 
初めてホットビスケットを食べたとき、一瞬で大好物に変わったことをよく覚えている。これまでは食べたい時に買うばかりだったが、自分で料理をするようになって、彼のビスケットに挑戦したいと思った。
今回ようやく納得のいくレシピが完成したが、改めてカーネルさんは凄いと実感する。だがあえて言おう。勝ったぞ、カーネル。

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