見出し画像

NAITO「小学生-給食編」

こんにちは。NAITOです!
前回、自分史「幼少期編」を書かせていただきました。これもまた、多くの方に読んでいただきました。本当にありがとうございますm(__)m

さて、今回は自分史「小学生‐給食編」を書いていきます!
一気に書いてしまうと膨大な量を書くことになってしまい、伝えたいことが伝わりにくくなってしまうため、より印象に残った出来事を、時代のつながりを意識しながら書いていきたいと思いましたので、今回は「給食編」をスタートに選びました。小学校1年生で起きた出来事です。
それでは本題へ行きます。

給食バトル開幕

入学式が終わり、小学校1年生の生活がスタートしました。
初めてのクラスの担任の先生は、女性の先生で、穏やかな先生でした。
授業も丁寧で、教え方も的確すぎるくらいの先生で、今思えば小学1年生専門の担任の先生だったのではないかと思えるくらい、それくらい良かった先生でした。
一方で、友人関係はというと…意外にも出席番号近くの子とはすぐに仲良くなり、友達が友達を呼ぶスタイルで、クラスの友人が増えていきました。
また、初めての授業では、あんまり困った記憶はありませんでした笑 むしろ、楽しい印象の方が強かったと思います。(この頃は手も挙げて発言もしてた笑)
さて、初めての給食では、友達とその日のメインディッシュを取り合ってました笑誰かが休みになればその分が余るので争奪戦が繰り広げられていたのです!
反対に、メインディッシュのあまりがない時は給食はものすごく静かでしたね笑 当時は小学生のハチャメチャな元気の良さで、「俺が食べんだよ!」「俺だ!」とか言いながらやってました笑 
これが、今でも思い返すと笑えてくるのですが、担任の先生が当時、余っているメインディッシュを食べれるルールを決めてくれました。
そのルールとは…

「給食を全部食べた人から早い者勝ち」

なんというルールだったのでしょうか…笑 給食を全部食べた人から早い者勝ちで、余ったメインディッシュを食べることが出来るという、まさにこれが社会での「競争」なのかと思い知らされました…笑先生曰く、「食事はバランスが大事です。すべての給食を食べてからにしましょう」とのことでした。それにしても、今だったら完全に先生大丈夫かよ…(;'∀') のレベルですね笑
そうと決まったら、次の日から給食の時間は決闘が開始されます。
小学生が考えることはいかにして、早く給食を食べ終えるかに全力を注ぎます。学校特有の「手を合わせて頂きます」なんてしません笑 手を合わせるのではなく、箸を持ちながら「頂きます」の号令でバトルが開始するのです。

225-free-peoples集団バトル


「ガツガツ」「あいつはえええ」「俺がもらったぜ!」「うめええええ‼」

バトルは繰り返されていきました。しかし、そこは小学生。ルールを守る意識が白熱するバトルと共に薄れていきます。するとどうなるかというと…

「ケンカになります」

私はさほど食べるのが早かったので、ケンカになることはなかったのですが(今でも食べるの早いのが癖で直りません笑)
友人同士でケンカになっている場面はいくつもありました。そこで、困り果てた先生は、新たなルールを打ち出したのです。それは…

「じゃんけんで決めましょう」

「ええ⁉」( ゚Д゚) 「えええ⁉⁉」(゚Д゚;)  「まじ⁉⁉⁉⁉」Σ(゚Д゚)

でも確かに公平といえば公平なルールです。当時の自分たちは今まで実力主義で勝ち取ってきたこのルールに燃えていたところもあったので、残念なところはありました。(楽しかっただけ)

給食が導く食べることの大切さ

早い者勝ちルールが廃止され、皆が公平にメインディッシュを狙える権利が生まれたことで、当然のごとく、競争力がかなり上がりました。しかも、この「じゃんけん」とてつもなく盛り上がるのですが…

「勝てない」

いやまぁ勝てないです。じゃんけん弱いんですよね笑 大好きな「鶏の照り焼き」回の給食の時はゲットできず、ショックで食が進みませんでした
(しょくだけに…笑)
しかし、新ルールによって、早食いが競争が無くなり、メインディッシュを手にする機会も減ったことで増えたのは…

「仲間と食事を楽しむ時間」

余分なメインディッシュが自分の手元にないおかげで、食の量が減り、代わりに自然と友達との会話が弾みました。お互いに班の形になって、当時流行りのポケモンの話や、好きな食べ物、ゲーム、遊びの話など様々な話題が給食を通して、飛び交いました。今思うと、すごく楽しかったし、自分の思っていることを相手に伝える場になっていたと思います。「給食」を通して自ら情報を発信し、人のつながりを作ることを自然と覚えていきました。
給食は食べ物に対して、食物の「ありがたみ」「マナー」「栄養」など学ぶことが多いと思いますが、私個人的には「給食」を通して人とつながる経験が得られたことはまさに、「給食」が導いてくれたと思っております。
大人になった今でもこのような食事の場が好き、大切にしたいという思いは、このような経験があるからかもしれないです。

以上、「給食編」でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。



良いなと思ったら是非サポートお願いします!頂いたサポートはnote活動費に充てさせて頂きます。