見出し画像

就活面接で好印象を与えるには ~雰囲気や印象は人の記憶に残りやすい~

こんにちはキャリアカウンセラーの中田です。

3月の就活解禁が近づき、キャリア支援室では学生の相談が増えてきました。

みなさんの就活はどうですか。


面接の機会が増えるこれからに向け、好印象をあたえるための一番の基本をお伝えしたいと思います。


先日の学生相談で、インターンシップに参加した企業の早期選考を受けたお話を聴きました。

その学生は大変緊張していたため、入室時にノックをしたあと面接官の返事を確認せず、そのまま入ってしまい、一瞬(本人の)「ああ失敗したー」という気持ちが表情に出たそうです。その後は落ち着かず、残念ながら面接で落ちてしまったそうです。


面接時の入退室は重要です。物事の印象は「始まり」と「終わり」が特に大きな印象を与えます。

例えば映画や舞台のオープニングシーンや、エンディングシーンは印象に残りやすいですよね。同じように面接も最初と最後、つまり入室と退室のやりとりが面接官の印象に残りやすいです。

そして人間の脳は話の内容よりも、その時に感じた印象の方が記憶に残ると言われています。そのため、入室した瞬間の表情や様子、笑顔の印象、明るくハッキリとした声で聞こえる「よろしくお願いいたします」という挨拶、面接後にしっかりとお辞儀をして退出していく様子があなたの印象となります。


面接中の質問のやり取りで緊張し、言葉に詰まってしまったとしても、入退室の様子やその前後の挨拶などが、明るくハキハキとし、堂々と落ち着いた様子であれば、好印象として残ることも大いにあります。「ああ、失敗した」と落ち込まず、最後まで「本来の自分の良さを伝えるぞ!」という強い思いで面接に臨んでください。


コロナ禍での就活も3年目となり徐々に対面での企業面接も増えてきましたね。

落ち着いて面接に臨めるようにキャリア支援室ではご希望に合わせた面接練習のお手伝いをしております。春休み中で来校が難しい場合はWEBでの練習もおすすめです。


何から準備を始めればよいのか分からない、エントリーシートが進まない方は一人で抱えずキャリアカウンセラーと一緒にすすめていきましょう。春休み中もみなさんのご相談お待ちしております。