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理由もなく苦手な石が教えてくれた大事なこと

昔、私はマラカイトがどうも苦手で、
石屋に勤めていながらも棚にあるマラカイトには
視界には入って欲しくないなぁと思っていました。
マラカイト全部が苦手というわけではなくて、
他の石が混ざっているものや光沢のある繊維状のものは平気。
キレイだなと思うし好きっていってもいい。

じゃあ、どうして私はマラカイトが苦手なのか?
あの見た目(粉っぽい質感と縞模様)が好みじゃない、
ぐらいしか思い浮かばず、深く考えることもありませんでした。

それが数年経って、師にリーディングしてもらう時、
「マラカイト苦手なんですけど、これしか選びようがなくて」と
言い訳しながら選択したわけです。自分でもビックリでした。

師匠によると、要は肉体とのリンク不足。
「健康面は大丈夫か」と真顔で聞かれました。

その時、ああこれか!と思ったわけです、
私がマラカイトが苦手な理由。

丈夫なのをいいことに、
肉体のこと、まったくかまってなかった。
しかも、頭デッカチのグラウンディング不足。
スピ系にハマってるとありがちな状態です。

その頃は仕事も忙しく、疲れ切っていて休息するのがやっと。
軽い運動やボデイケアまでは意識が向いていなかった。

その後、生活習慣を見直したりして
身体に意識をむけるようになると
マラカイトへの苦手感が少しづつなくなっていきました。


よくわからないけど「苦手」なものに、
思いもよらない「重要テーマ」が隠れている。
だから、意味もなく苦手なものがあったらチャンス!
ちょっとしんどいかもしれないけど、そこには成長があるので、
スルーせずにじっくり向き合ってみることです。



石のリーディングについては、
師匠の言葉や背中からたくさん学びました。
単に石の意味を暗記すれば出来るというものではなく、
持っている石と自分自身とに、
真摯に向き合うことから始まるものなのです。
この辺りのことは、また次の機会に。


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