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終活専門家として葬儀業界23年、株式会社創世ライフワークス社の代表を務めているノダ・カズヒロです。

来年度、株式会社創世ライフワークス社が15周年の節目を迎えるということもあり、15周年projectの一貫でWebでの発信を強化しています。

今回は、チャレンジの1つとしてstand.fmでの発信を始めることにしました。


葬儀業界は固いイメージがあると思います。葬儀屋って普段何してるの??と、想像もつかない方も多いですよね。


葬儀・終活業界が社会にとってどのような役割を持っているのか、私たちがどうしてこの事業を行っているのか、stand.fmを通して、少しでも知っていただけたら嬉しいです!


⇩葬儀・終活に関わるビジネスを興した理由をお話しました。


このnoteでは、stand.fmで話した内容を書き起こししています。

音を出してすぐに聞けない方はぜひ、このnoteを読んでみて下さいね!


葬儀・終活に関わるビジネスを興した理由

第2回目のstand.fmの配信では、なぜ私が葬儀・終活ビジネスを始めたのかをお話したいと思います。


弊社は2006年に大阪の豊中市にスタートし、現在は京都、鎌倉にも拠点を広げ、キリスト教専門の葬儀社を運営しています。

なぜ葬儀・終活ビジネスを始めたのか理由をさかのぼっていくと、原点は私の生い立ちの話となります。

私の家庭はおじいちゃんの代からクリスチャンでした。親戚全員クリスチャンで、ビジネスをやっています。クリスチャンの家庭に生まれたので、日ごろから聖書を読んだり「生きること・死ぬこと」や人生について哲学的に考える癖が自然と身についていました。


思春期を超えたころには「人生とは何なのか?生きるとは何なのか」をより深く考えるようになり、大学は神学部に進みました。そこで、聖書の考古学・歴史の部分を勉強することとなります。

神学校を卒業した後は、一般の会社に就職する人・そのまま勉強する人・牧師になる人がいます。私は牧師という柄でもないですし、もっと自分自身の人生を探っていきたいという想いから就職する道を選びました。

そこで出会ったのが葬儀社です。

葬儀社であれば、生きるとは何ぞや?と考えることに繋がりそうだと思いました。人の死を通して、葬儀のお手伝いを通して「人間はどう生きるのか」と考え、見聞を深めていく時間を持てたらいいなと考えました。


ですので、私は葬儀屋さんになりたい!と選んだのではなく(もちろん、残されたご家族のために…という想いもありますが)自分自身の見聞を深めていきたいという気持ちでこの業界に入りました。

その葬儀社で3年働き、もっとステップアップしたいと考えるようになり、実家に帰って父親のもとで働くことになります。

実は、私の実家は老人ホームや、キリスト教系の高校、語学学校の運営などいろんなビジネスをやっていたのです。そこで実家に帰っていろんなビジネスをやってみようと思いました。

しかし20代後半になると、もっともっと自分の人生を歩みたいという気持ちが出てきました。両親の引いたレールの上を行くのではなく、もっと自分で歩んでいきたいと考えるようになります。

当時は語学学校のマネージャーをしていたのですが、葬儀で命に関わるはたらきを通していくことが必要じゃないか?と考えるようになり、葬儀社を自分の力で興そうと決断しました。

ただ葬儀社をやりたいのではなく、自分自身はあくまでも「死、または命を見つめるものとして」とらえました。生きてる人たちがもっと自分自身の人生を大胆に歩んでいくきっかけに繋がるような働きをしたいと考えて起業したんですね。


弊社の名前は「株式会社創世ライフワークス社」と言います。

聖書に出てくる創世という言葉から来ており、ライフワークスというのは命にかかわるさまざまな働きをしていこうという気持ちが込められています。

ライフワークスという働きを通し、命に関わっていきたいという想いで、今から約14年前にこの会社を興したわけです。

もちろん、(葬儀社なので)亡くなった方のお手伝い、残された方のサポートも大事にしています。しかし「なぜこのビジネスを興したのか」と言えば、命を見つめ、死を見つめることを考えるためとお答えしています。そこから人々がどう生きていくか?を考え、発信していきたいと思っています。


私たちは、関東と関西で年間40件ほど終活セミナーをやっていますが、セミナーではただ葬儀のノウハウをお伝えするだけではありません。

そこに参加した人たちが「今生きている自分たちがもっと大胆に自分らしい人生が歩めるきっかけ」を作れるようなセミナーを実施しています。

セミナーの中では、エンディングノートの書き方もお伝えしていますが、それらを通して、今生きている私たちがもっと大胆に生きる、活き活き元気に生きることが一番大切だと考えているのです。


命を見つめどう生きていくか、
死を見つめどう生きていくか、
ということに繋がることをなしていきたい。

そのために、この葬儀・終活ビジネスを展開しています。


stand.fmでは、ビジネスのことだけでなく、趣味のことなどいろいろお話していきたいと思っています!よろしくお願いします。


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