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「逆質問はするべき?」面接官の本音をぶっちゃけ。

面接の最後に「なにか質問はありますか?」と「逆質問」の機会を作る面接官は多いです。

皆さんは、この時どうしていますか?どうするのが良いのでしょう?
面接官側の本音をぶっちゃけで教えます。

逆質問は絶対したほうがいい

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まず、質問を求められたら質問をしたほうがいいです。求められてるんですから。
こうやって書いてしまうと当たり前なんですけど、なかなか当事者としてはわかりにくいかもしれませんね。

例えば、初めてデートをする異性と食事をしているとします。
貴方は、相手のことをもっと知りたくて、色々と質問をします。でも相手から自分に対する質問は返ってきません。
「なにか聞きたいこととかは、ない…かな?」
と聞いてみると……


「別に…」

と相手が返してきます。

どうですか?うん。脈なしですよね。心折れます。

そうなんです!
質問がない=相手に興味がない
と受け取られます。なので、「質問はありますか?」と聞かれたら、質問を返すのが圧倒的に好印象!
質問がないということは「ウチへの志望度が低いんだな」と判断されても仕方がないのです。

圧倒的NG質問

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ただし!

「週休2日とありますが、実際に休みは取れますか?休日出勤などありますか?」
「有給取得率はどれくらいですか?」
「残業はどのくらいありますか?」
「離職率はどのくらいですか?

といった、労働条件を確認するような質問はやめましょう。圧倒的NGです。

でも、こうした質問はたまにでます。

ブッラク企業は避けたいという気持ちもわからなくはないですが、ここで聞いてもあまり意味はないです。

デートの例に戻りましょう。

「年収は?」
「貯金額は?」
「家族構成は?」
「持病はある?」

こんな質問を異性からされているんだと思ってください。
イメージは良くないですよね。

「最近の婚活マッチングサイトはこれらの情報も事前に公開するのが主流なんだ」という主張もありそうですが、だったら同様にナビサイトで確認しましょう。

実際に会った時の数少ないコミュニケーションの中で、出てくる質問が自分本位の内容であることが問題なのです。

ナビサイトに出されている情報を疑っているという印象も与えてしまいます。
百害あって一利なしです。

求める答えは得られない

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ブラック企業を避ける目的で質問をしても、ブラック企業が正直に答えるはずがありません。
ブラック企業ですから…

ホワイト企業だったら快く答えてくれるだろう!と思いますか?

確かにホワイト企業は隠すこともないので答えてくれますが、彼らがホワイトたる所以は、仕事がデキるからです。 そんなプロ集団に「意識が低い」と印象づける質問をしても損でしかありません。

説明会や面接での質問は、必ずポジティブなものにしましょう。

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質問は、「どうしたらこの会社に貢献できるのか」を軸にしたポジティブな内容にしましょう!

説明会であれば、説明を聞いた中で「もっと聞きたい!」という部分を掘り下げて質問したり

面接でも、事前に企業研究をして、できれば複数の質問を用意しておきましょう。
その中から厳選して面接官に質問します。

面接の中で面接官が自然と用意していた質問の答えを話してくれる事があったり、集団面接で他の人に先を越される場合があります。でも、質問を複数用意しておけば対処できます。

もし、企業研究が不十分で、これと言った質問が浮かばない場合でも、意欲的な姿勢を見せる質問をすることができます。

「入社までに勉強しておきたいのですが、新入社員に求められる知識や資格などはありますか?」
といった質問です。

変わり種としては
「~さんオススメのビジネス本はありますか?」
「~さんの目標を教えてください」
「~さんが最近で1番やりがいを感じたことを教えてください」

という面接官個人に何かを教えてもらう系の質問もアリだと思います。

成長意欲がわかりますし、面接官に対する敬意が伝わります。
加えて、面接官が自分の思い入れのある本を紹介することで、貴方に対して好印象をいだきます。

集団面接なら、面接官が学生に対して伝えたいことを伝えられて嬉しいので、好印象という効果もあります。
社員のやりがいとか目標とかって、説明会で話たりする内容ですからね。

心理学的には、「人に何かを教える行為」は「教える側」が「教えられる側」に好意を抱く傾向にあることがわかっています。


ということで、「逆質問」は面接で頻出ですから、必ず対策をして望みましょう!

ただし、紹介した質問をテクニック的に使うだけではダメです。
本当に貴方が「知りたい」と思っていないと、嘘っぽくなって逆効果です。
ですから、必ずポジティブな気持ちがあることは前提として、それを伝える効果的な方法として使ってくださいね。

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