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『みちくさ映画祭』出展決定

嬉しいお知らせです。
2023年8月27日(日)に静岡の沼津で開催される『みちくさ映画祭』。

僕が2021年に手掛けさせて頂いた伊豆のお米農家さんのドキュメンタリーが上映される19作品に選ばれました!

思い返せば、ニュージーランドでまだ自分のやりたい事を探していた頃。
ふと“カッコイイ動画を作れる人になりたい“って思った。けど、当時はこんなに世の中に映像制作の需要が広がるとも思ってなかったし、動画を仕事にするってそんなプロフェッショナルな事初心者には出来ないと諦めました。

その後写真家という目標を見つけて、段々と動画も撮り始め、今現在では写真と動画を撮る事が仕事となり、そしてある日突然として“監督”という名称で紹介を受ける事になりました。

今回上映するドキュメンタリー作品を撮っていた時、感覚的に自分はあくまで”カメラマン”であり、作品作りをしている意識はありつつも、監督という言葉は全く意識した事がなかったのに、人生とは本当に不思議です。

もともと来年からは本格的に【ドキュメンタリー作家】及び【映像監督】としても活動していこうと考えていた最中、このような場で自分の作品を多くの方々に見ていただける機会を与えてもらったことには感謝しかありません!

この日は僕も会場へ、自分の作品や他の作家さんが作った作品も見に行こうと思います。

以下、上映作品について

”機械を使わない”自然に優しいやり方でお米農家さんのドキュメンタリー。 作業は全て地域のお母さんや子供たちと一緒に行い、稲を育てるところから年末にご飯やお餅を食べるところまでを体験してもらうことを大切にしている農家さん。 そこで生まれる人間と自然との関わり合いや、昔の人の知恵を未来に継承しようとする現代に生きる人々のストーリーをお楽しみください。

#この時代だからこそ知ってほしい #日常の忙しさで置いてきたもの

監督:SHU ITO
出演:Fumiko Katsumata、他
14分53秒

映画祭実行委員の方からは、このような評価を頂きました。

手植えによる稲作りを実践している人たちのドキュメンタリー。 彼らにしか作れない丈夫な作物、子供たちの笑顔、風景、空間。その全てが短編というフィルムに収まっていて見事だった。 機械化、多作が益々進む現代農業において、まるでみちくさをするように緩やかに、丁寧に暮らしを紡ぎ人生を見つめる人々の姿が印象的で、監督本人の生き様にも通底するものを感じた。 アナログ式な農業を実践する農家さんに出会うと、時々「原点に戻ろう!」みたいな主張をしてくる人が少なくないけれど、このフィルムにはそういった押し付けがましさを感じない、あくまで手植えによる田んぼ作りを農業の選択肢の一つとして提案する、Shuさんの優しい眼差しが見てとれた。 フィクションだらけの作品の中でShuさんのような「人」を描いたドキュメンタリーがなおさら光って見えたのも推し作品に選んだ理由の一つ。 まだこういった稲作りを選ぶ人がいるということ、そしてその人たちの姿をしっかり撮る人がいるということの尊さを感じた作品でした。

このドキュメンタリー作品は、主に伊豆の国市周辺でFumiさんが主催する上映会のみで上映されていた作品です。沼津からすぐ近くの韮山にある田んぼに集まる人々のストーリーを、是非この機会に見にきてください!

みちくさ映画祭 詳細

日程:2023年8月27日 日曜日
時間:13:00-20:00
主催:みちくさ映画祭実行委員会
共催:スキマcinema / ユリーカ・ラボ
ホームページ:ttps://www.sukima-cinema.com

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