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コミュニケーションは糸電話

コミュニケーションのありかたは、糸電話のしくみに似ている。

ひとりだけが紙コップを手にとっても、その声は誰にも届かない。
あなたの話に耳を傾けてくれる人はどこだろう。


ふたりの会話がはじまろうという時、片方が我先にと強くひっぱった。
相手の手から紙コップが離れてしまい、話はできなかった。
はやる気持ち、強い主張を伝えたいなら、ゆっくり、優しく伝えよう。


相手の不確かな境界線に足を踏み入れて近づいた。
糸は「だらん」となって音を伝える能力を失い、近くにいるのに大事なことが伝えられなくなる。

糸をピンと張るには、二人の力がバランスしなければならない。

相手が弱っているときあなたが強く引けるなら、そうしよう。
逆になったら、相手に委ねて引っ張ってもらおう。
ふたりとも弱っているなら、共に後ろへ下がろう。

相手の心にちゃんと言葉が届けられるように。



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<あとがき>

週に1度、誰かの役に立つことを書こうと、悩みながらも楽しくnoteを書いています。
でも、たまには息抜きをしたくなりますね。
今日は何書こうかと、iPhoneに書き溜めた記事のタネを眺めましたが、どうも乗らない。
そこでふと思い出した「Evernote」

最近はとんと使わなくなってしまったけど、昔は仕事からプライベートまでさまざまなメモやネタを格納していました。
こっちの方に何かないかな?と思い久しぶりにログインしました。

いちばん古いメモは2010年。13年も前か。
昔から何かと情報を残しておきたがるタイプなのだなと、自分のことを他人事のように再認識しつつ、目に留まったメモが今日のnoteのタイトル、
「コミュニケーションは糸電話」でした。

最近友人と「コミュニケーション能力と専門技術、どっちが大事か」みたいな話をしたところだったので意識していたからでしょう。

このどっちが大事か?の話題の結論は「どっちも大事」に決まっているんですが、会社の代表=営業責任者としての自分と、専門技術者のトップとしての自分、どちらが会社の経営に及ぼす影響が大きいのかな、といった考察もまた記事にできそうだなと思いました。またそんな話も書きたいと思います。

最後に。
今日はエッセイ?自由詩?なのか分かりませんが、そんな感じのするnoteを書いたので過去に書いたこちらの記事のことを思い出しました。
ウチの会社のスタッフは、社長の日常を垣間見てなぜか恥ずかしくなり、以後僕のnoteは見なくなったとのことでした(笑)


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