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はじめてのSaaSプロダクトの開発1ヵ月目(振り返り)

前回は実際にSaaSプロダクトの開発を始める前にやったことをまとめましたが、今回は最初の1ヵ月(2020年3月)の振り返りです。

開発チームはほぼフルタイムのフルスタックエンジニアが2人(日本人ひとり、スイス人ひとり)、月の半分(2週間)程度をコミットしてもらっているデザイナー兼フロントエンドコーダー(フランス人)が1人の3人体勢です。それにプラスでプロダクトマネジメントを担当する(コードは書けない)自分の計4人が実働人数になります。

APIの開発

エンジニアのうちの一人が一ヶ月まるまるAPIの設計から開発に取り組んでくれました。一ヶ月でとりあえず80%くらい出来上がり、あともう少しかけてひと段落といった状況です。

プロトタイプの開発

もう一人のエンジニアが最初の2週間をかけてシンプルなプロトタイプを作ってくれました。インフラはFirebase、開発フレームワークはReactです。

ここでMVPに必要な機能の洗い出しや、簡単な挙動確認をしました。基本的に機能や動作を確認するためのものなので、デザインはほぼ手をつけず。

外部アプリとの連携

プロトタイプ完成後の2週間で、エンジニアが自分たちのSaaSで非常に重要になってくる外部アプリとの連携について調査と準備をしてくれました。

具体的にはGoogle Calendarの連携と同期、Microsoft (Office 365) Calendarの連携、Sign in with Google、Zoom APIなどです。

まだまだ外部アプリについてはこれ以外にもたくさん連携が必要です。続きは2ヵ月目以降。

デザインモックアップの作成

最初の2週間で作ったプロトタイプをもとに、今度はデザイナーがUIの再設計を含め、画面ごとのモックアップを作成してくれました。ここでデザイナーとコンポーネントやステップひとつひとつについて入念にベストなデザインを考えていきました。

デザイナーとの作業で使ったツールはFigma。個人的には気になる部分にコメントを付けることができればなんでもOK。

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ここからは自分が担当した、開発以外タスクです。

Animated Logo

既に完成済みのロゴ(グラフィックデザイン)に動きをつけるため、ロゴを担当してくれたフリーランスのグラフィックデザイナーに今度はアニメーションを依頼しました。今回も99designsを利用。こちらの考えているモーションイメージもテキストで簡単に共有。完成は2ヶ月目の予定。

利用規約(日本語版)完成

社労士に依頼していた利用規約ですが、何度か修正をお願いし、完成となりました。とりあえずは結構シンプルなものでひとまずローンチ予定、のちのち必要に応じて精査や追記を行っていきたいと思っています。

ランディングページ(公式サイト)の構成や文章検討

ウェブサイトのページ構成、ホームページに載せるコンテンツの内容や使うメッセージテキストを考え、簡単にまとめました。サイト制作自体は2ヶ月目後半か3ヵ月目になると思いますが、ちょうどメッセージ性の大切さに関してインプットする機会があったのでそれを機にどういうコンテンツをどの順番で載せるか、どんな表現にすれば訪問者に的確に自分たちのプロダクトをイメージしてもらえるか、などいろいろ考えました。

ちなみに情報のまとめにはいつもDropbox Paperを使っています。

引き続きPodcastで情報インプット

Podcastでテック系、SaaS系など複数の番組を定期的に聞いて情報をインプットしています。