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2022-06-04「劇場版 RE:cycle of the PENGUINDRUM［前編］君の列車は生存戦略」大ヒット御礼舞台挨拶（1回目）イベントレポート

shuhei

※このレポートはメモと記憶に基づいたものであり内容や出演者の方の発言の正確性を保証するものではありません
※映画のネタバレを含むため、閲覧にはご注意ください

場所：新宿バルト9（シアター9）
時間：9:00の回上映後　11:15～11:45頃
登壇者：豊崎愛生さん（荻野目桃果役）、上坂すみれさん（プリンチュペンギン役）、幾原邦彦監督、【司会】小泉 豊さん（渡瀬眞悧役）

＜映画公式サイト＞

●眞悧アナウンス

※開始前に小泉豊さん（渡瀬眞悧役）のお声で諸注意のアナウンスがありました。

小泉さん（以下、こ）：ピングウェーブ・・・
やあみんな、久しぶり・・・運命の列車の旅はどうだったかな？
次の列車が待ちきれない？・・・だよね
今日は運命の至る場所からやってきた僕たちの特別な回
その前に君たちへの注意事項をお知らせするよ
イベント中は関係者以外の写真および映像の撮影・録音は禁止
発見した場合は、そう・・・シビレるねえ・・・
スマートフォンや携帯電話、そのほか音の出る機器はマナーモードか電源オフ設定でよろしくね
気持ちは嬉しいけど、声を出したり声援は禁止だよ
君たちなら協力してくれるよね・・・
誰だいま笑ったの・・・
お待たせしたね、もうすぐ始まるよ

●ゲスト登壇

※アナウンスの後、小泉さんが入場され、客席から拍手

こ：（客席を見て）すげー人・・・→笑い
本日は「 RE:cycle of the PENGUINDRUM［前編］君の列車は生存戦略」の舞台挨拶にご来場頂き誠にありがとうございます
司会の渡瀬眞悧役、小泉豊です。本日はよろしくお願いいたします→拍手

ありがとう
それでは、本日のゲストの皆さまです
噛まないようにだけ気をつけてます・・・噛んだら許してください
荻野目桃果役、豊崎愛生さん
プリンチュペンギン役、上坂すみれさん
幾原邦彦監督です、どうぞ！

※呼び込みでゲストのお三方が入場→拍手
豊崎さんは本作に登場する「運命日記」を、上坂さんはご自身が演じたプリンチュペンギンのぬいぐるみをそれぞれ持っていました。
なお、並びは下手側から小泉さん、幾原監督、豊崎さん、上坂さん

＜当日の様子＞

＜当日の上坂さん＞

こ：それでは皆さま、ご挨拶をお願いします。監督から・・・

幾原監督（以下、い）：監督の幾原邦彦です。今日はお集まり頂きありがとうございました。皆さんと楽しい時間を過ごせたらなと思います。よろしくお願いします→拍手

こ：続いて豊崎さんお願いします

豊崎さん（以下、あ）：皆さん朝早くからご来場本当にありがとうございます
今日は運命の至るところからやって来ました、荻野目桃果役、豊崎愛生です
ごゆっくりお楽しみください。よろしくお願いします→拍手

こ：続いて上坂さんお願いします

上坂さん（以下、す)：皆さまおはようございます！
この劇場版の新キャラクター、プリンチュペンギン役を担当させて頂いた上坂すみれです
本日は（ぬいぐるみの手を動かしながら）バキュバキュバキュバキュバキュ、バキュバキュ～！→拍手

あ：全然わかんないｗ

す：バキュ！

あ：かわいい～

す：バッキュ！

こ：それでは皆さま、ご着席ください

あ：は～い

す：バキュ

こ：短い時間ですが、皆さまどうぞよろしくお願いします

あ：お願いしま～す

す：バキュ→拍手

※ここで全員、用意されていた椅子に着席

こ：今回は上映後となりますので、ネタバレ問題ございません

す：バキュ

こ：上坂さん

す：バキュ？→笑い

こ：今回から新しく出演されましたが・・・

す：はい！

こ：周りからなにか反響などありましたか？

す：ものすご～くありましたし・・・
地声が眞悧さんなんですね

こ：えっどういうことですか？→笑い＆拍手

す：わたし、劇場版をやる前からTVシリーズのファンだったので、眞悧さんのお声がずっと聞こえてるのに、今脳汁が止まらなくて・・・

こ：脳汁が・・・（イケボ）

す：うぅわぁ～！！（クソデカボイス）

こ：あーあー・・・
でも残念なことに、僕、弟も親父も同じ声です→笑い

す：ええ～？すっご～い・・・！
・・・みたいな話は置いといて・・・ｗ
プリンチュペンギン、新キャラクターで・・・「何するの？」っていろんな人に、公開前は聞かれて
本当にこれが・・・バキュのバキュでバキュなんですよ・・・っていう
ホントに謎の多いキャラクターとして発表されていたんですけれども
前編を見る限りまだ謎であるというか、
さらに後編が気になってしまう存在じゃないかと思います
反響もすごくて、演じても楽しいキャラクターで、
後編でどんな動きをするのか注目なキャラクターだと思います

こ：なるほど、ありがとうございます
ちなみに、今日初めて前編を見たという方・・・？

※客席、ちらほらと挙手

す：バキュ～

あ：ありがとうございます

こ：2回以上・・・？

※やや減った人数が挙手

す：バキュ～

あ：おお～ありがとうございます

こ：3回以上・・・？

※数人挙手

す：バキュ！すごい

あ：わ～ありがとうございます！

こ：10回とか・・・

※1名？いた様子

こ：あ、いた！

あ：ありがとうございます～

す：バ、バキュ・・・！

こ：ありがとうございます・・・
それでは、このままいくつか・・・
キャスト、監督に質問をご用意頂いておりますので、始めていければと・・・

●前編の感想

こ：え～っと・・・

※小泉さん、台本用と思しきタブレットを操作していて、少し間が発生しました

あ：今日ね、小泉さんが1番緊張してるんです→笑い

す：緊張されてるんですか？

こ：だって僕、この10年ほぼ音響ディレクターばかりで、限りなく一般人に近いですからね

あ＆す：いえいえいえ

こ：たまたま自分が眞悧（役）っていうだけで・・・

す：運命ですね

こ：全部、幾原監督のおかげですよ

す：ｗｗｗ

こ：だいたい、僕声がイケメンですけど見た目ガッカリですからね→笑い

あ＆す：そんなことないですｗ

こ：自分で声がイケメンだっていう人も珍しいですけどね→笑い

あ：声がイケメン・・・

こ：ありがとうございます、豊崎さん
ホント助けて頂いて・・・今日はあなたがホントに助けです・・・要（かなめ）です要

あ：ｗｗｗ

こ：では、質問・・・第一問
前編を見て、演じて頂いて、改めて感想をお聞きしていきゃれば
・・・ほら、噛んだ→笑い

す：噛んでないよ～

こ：上坂さん、ありがとうございますｗ
みんな、助けて→笑い
前編を演じてみて、改めていかがでしょう

あ：私はですね・・・
試写会で監督の隣という贅沢な状況で、前編を見させて頂いたんですけど
そもそもピングドラムは10年前に桃果役として関わらせて頂いてからすごく久しぶりだったので・・・
最初、新作パートがあると思っていなくて、台本を頂いたときにびっくりしまして・・・
私にとってもすごく大切な作品だったので、また時を経て関わらせて頂けて、すごく嬉しいです
TVシリーズのストーリーを凝縮した内容ではあるんですが、編集や音楽、新作カットなどいろんなものによって、完全に新作と言っても過言ではないというか・・・
皆さんと一緒にこのタイミングでピングドラムの世界を楽しむことができて幸せだなと思います
10年たってもこうして皆さんの熱い想いがあって、クラファンもそうですし、映画になったということなので
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます

こ：ありがとうございます。上坂さんいかがでしょうか

す：わたくしは、TVシリーズの時は大学に行きながら声優を始めた時期で・・・
心身ともにやつれ果てながら大学に通っていたんですけれども→笑い

あ：何があったんだ・・・w

す：でも、ピングドラムを毎週楽しみにしていて・・・
全てを理解できるわけではないけど、キラキラしていて
いろんな運命、宿命、使命、責任とか・・・そういうものとみんなが向き合って闘い続けている・・・だけど美しい・・・最初から最後まで・・・そういう世界にすごく惹かれて、勇気をもらいながらお仕事につくことができたので、そこに、視聴者として見ていたものに自分がキャラクターとして参加できるということは、ホントに夢が叶ったなと思いましたし、幾原監督は思っていた幾原監督のままで驚きました→笑い
こういう人なのかも・・・って思ってたらホントにこういう、よく分からない…→笑い

あ：だそうです監督

す：謎めいた監督で・・・

あ：ミステリアスですね

す：ミステリアスで・・・あっ、流石です！
ミステリアスでかっこよくて、ディレクションも・・・「うん、じゃあやってみようか（にっこり）」みたいな感じで・・・
分散収録だったので、新キャラクターとはいえ一人で抜き録りをするという状況だったので、大丈夫かなあと思っていたんですけれども
でも、監督のほんわかムードに後押しされて、とっても天真爛漫で純粋無垢なプリンチュペンギンを・・・
桃果の後をくっついていったり、いろんな動きをするんですけれども、楽しく演じさせて頂いて・・・
そして映像がああいう仕上がりになるっていうのは、試写会ですごく感動しました

こ：なるほど・・・
しばらく経ってみて、いろんな意見を受けたり、聞いたと思いますが、監督改めてご感想など・・・

い：感想

こ：はい

い：感想・・・

こ：はい、ここ（台本）に聞けって書いてあるんで・・・→笑い

い：そうですね・・・まず一つ、映画をやってみたいと思ったのは、
10年間ピングドラムを心に置いて、応援してくれている皆さんに新たな装いで見てほしいというのと、まだ見たことがない人に紹介できる機会が得られたということが嬉しいですね
見たことが無いっていう方にも楽しんでもらえるような見せ方ができないか、というのはずいぶん考えましたね

こ：（客席に）TVシリーズは見たことないという方いらっしゃいますか？

※数名、挙手されたようでした

こ：何人かはいる・・・そうなんですね
10年前に放送されたピングドラムの影響を受けて、上坂さんはトップ声優になっちゃったという・・・

す：トップ声優になっちゃった・・・？

こ：はい→拍手

す：あまりデマを流さないで頂きたい・・・w

こ：誰かの人生に影響を与えて、心に残る、宝物になる作品を作れる監督ってすごいと思います

い：ええっ？

す：10年前に（作品を）見てた皆さんも、10歳前の自分を思い出したんじゃないかなあって思います
（客席に）学生だった人・・・？

※3~4割くらい？挙手

す：おお〜結構いる
もう社会人だったっていう人？

※同数程度が挙手

す：半々くらいで・・・

あ：幅広く見てくださって・・・
この10周年というタイミングで、世の中がその在り方を問われるというか・・・
この2、3年で、世界的にも変わっているじゃないですか
そのタイミングでピングドラムを見て、運命の乗り換えとか、自分の使命だったり・・・
そういうものを考えるタイミングに、それも一つの運命というか・・・
今だからこそ発見があるなと、（作品を）見ていてすごく思いました

こ：確かに・・・

●お気に入りのシーン

こ：そんな本作なんですが、お気に入りのシーンとか、注目してほしいシーンなどあれば、豊崎さんからお聞かせ頂ければ・・・

あ：そうですね・・・
私は、やっぱり桃果を演じているので・・・

こ：（桃香のパネルを指して）あそこにいますからね

※舞台挨拶中、壇上の上手側に桃果のパネルが設置されていました

＜桃果パネル＞

あ：そうなんですよ・・・等身大だそうです

い：俺、写真で見たんだけど、バルトの「非常口」って書いてあるランプの下に置いてあるんだよ→笑い
桃果が「こっちです」って（指差している）

あ：こちらで〜す、ってw

い：なかなかいいところに置いてあるなって

こ：運命の乗り換え口をねw

あ：乗り換えする方はこちらです、みたいな・・・

す：どこに繋がってるんだろうw

あ：決めポーズで・・・
まあでも、（お気に入りは）あのシーンですかね、登場シーンはやっぱり

い：登場する時に、豊崎さんに・・・
（桃果が）前転するんだけど、「えいっ」て言うんですよ
台本には・・・あったかな？無かったかな？アドリブで頼んだのかな・・・？

あ：いや、あのへんは監督が・・・

い：僕は、最初から「えいっ」でいこうと思ってたんですよ
けど、豊崎さんの声を聞きたいなと思って・・・
「とうっ」もやってくださいとか、「やー」もやってくださいとか、「たー」とか、何パターンかやってもらったんだよね→笑い
豊崎さんだと、面白い、かわいいニュアンスになるだろうと思って、
色々聞いてみたいなと・・・

あ：ありがとうございますw　ほんとに楽しく・・・
桃果って、TVシリーズだと、少女で、回想シーン（で登場する）っていうのがあって・・・そのフィルターがかかった桃果が登場していることが多かったので・・・
今回、映画で初めて素の状態の桃果というか・・・

い：そうそう・・・そこを考えていて
TVの時は、桃果の存在がちょっと天使っぽいというか・・・
人ではないような・・・

あ：ちょっと神格化されてる

い：そういうニュアンスだったんだけど・・・
今回は人間性みたいなものを出したいと思って
逆に天使っぽいポジションはプリンチュの方に与えて・・・

す：はい

い：ちょっと、いわゆる・・・おねショタ的な？→笑い

※上坂さん、プリンチュペンギンのぬいぐるみをバンザイさせていました

い：おねショタ的な良さが出るといいなと思っていて・・・
あと、豊崎さんとやりとりしていて・・・
桃果が、桃にパクッとやられるシーンが

あ：そうですね

い：あそこの声をどうしようかっていうので、色々やりとりがあったんですよね

あ：何パティーンかやらせて頂いて・・・

い：「うっ」とか「あっ」とか、色々やったんですけど
最終的に、豊崎さんから「MJですか？」と言われて・・・→笑い
ま、MJですねと

（※「MJ」・・・マイケルジャクソンのことかと思われます）

あ：監督が、「アオ！」「アウ！」みたいな・・・w

こ：普通にMJじゃないですかw

あ：「あれ？これはMJ？」みたいになって・・・w

こ：今ちょっとやって頂いたMJのクオリティが無駄に高いw→笑い

あ：桃果って、そういう「ごっこ遊び」というか・・・
幼い兄弟にちょっとかっこつけるというか、わざわざ新体操みたいにくるくる回って降りてくるとか、たぶんあの状態を楽しんでるんですよ
なので、「とうっ」でも「えいっ」でも「アオ！」でも、それが桃果なんだなっていうのは、なんか・・・
彼女自身も、司書っていう仕事を楽しみながら生きてるんだなっていうのを、劇場版で演じさせてもらえて楽しかったです

こ：ありがとうございます

あ：でも、面白いよね、監督のディレクション・・・どうだった？すみれちゃん

こ：こちらの可能性を引き出そうとしてくれますよね

す：そうですね、「こうしてください」と言うより「やってみよう」みたいな感じで言ってくださって・・・
ひとしきり録り終わったあとに、画面が真っ暗になって・・・
「じゃあ、『バキュ』の時間」みたいな感じで→笑い
そんなコーナーあったっけ？みたいな・・・w
「走りながらのバキュ」
「止まったのバキュ」
「高いところに何かあるのバキュ」
って、ラジオ体操みたいに指揮して頂いて・・・

あ：じゃあ、絵に合わせてって言うより単独で・・・

す：絵に合わせても録ったんですけど、お試しバキュを・・・
でもそれは桃果もあったんですねえ

あ：それも、すみれちゃんの色んな「バキュ」が聞きたかったから・・・？

い：そうそうそう→笑い

こ：たしか上坂さん、パンフレットにも書いてあって

す：そうですね

こ：あ、俺だけじゃないんだ、って・・・
で、豊崎さんのお話も聞いて、みんなの可能性を引き出そうとしてくださってるんだなって感じましたね
上坂さん的に注目してほしいところや、お気に入りのシーンはありますか？

す：わたしは、本当に試写会でたくさん泣いたんですけど・・・
一番泣いたのは、「DEAR FUTURE」が流れた時に・・・
（客席に）よかった・・・よねえ、あれ・・・→笑い&拍手
よかったですよね〜！最高でした→拍手
わかってくれて嬉しい・・・みんなとオフ会したい気持ちなんですけど→笑い

こ：ある種オフ会ですよ・・・ネタバレOKで

す：たしかに・・・
こうやって話せるの、すごい嬉しいです
楽曲がとても好きで・・・
シューゲイザーというジャンルは、アニソンにはなかなか存在しないというか、合うのかな？という感じだったんですけど、
たくさんの陽毬の思い出と、「DEAR FUTURE」の儚く美しいメロディーが、大きな劇場で流れた時に・・・
ああ〜っ、守りたい・・・って思って・・・
いろんな感情がせめぎあうシーンでした
音楽の使い方にすごくこだわりを感じましたし、劇場で聞く真砂子さんの爆音の・・・→笑い

（※爆音・・・劇中、夏目真砂子による「遠き山に日は落ちて」が音割れするほどの音量で聞こえてくる・・・というシーンがある）

す：「思い出したか」っていう・・・（※真砂子のセリフ）
あれは思い出しますね・・・w
テレビの音だと気づかないけれども、この逃げ場のない劇場版で見ると、酔っちゃうような音だったんだ、っていう発見が・・・
既存のシーンでも、新作シーンでも、新しい発見がとてもあるなと思いました
（監督に）音楽はこだわられましたか？

い：そうですね、最初に思っていたのは・・・
映画を見終わったあとに、「音楽を聴いたな」っていう印象が残るものがいいと思っていましたね

す：その通りです・・・！

い：音楽すごかったな、とか・・・そういう風に残るのがいいなと

す：まんまと・・・（※自分はそう感じた、ということかと思います）

こ：上坂さんは「ROCK OVER JAPAN」にも歌唱で参加されていて・・・

す：はい、プリンチュペンギンがまさかの・・・

＜楽曲配信情報＞

こ：これは、監督の意図は・・・

い：ちょっと混ざってる感じが・・・ちょっと違和感がある感じがいいかなと思って
上坂さんのニュアンスがいい感じなんですよね

こ：ちょっとアクセントになってますよね

い：そうですね

す：あれが、アフレコより先に録ったので

こ：そうなんですね

す：そうなんです・・・すごく緊張してました

●後編に向けてのおすすめポイント

こ：では、そろそろ最後の質問ですが・・・
豊崎さん、後編に向けておすすめのポイントなどあれば

あ：そうですね、皆さん、この会場はTVシリーズをご覧になった方が多かったということで、結末はきっとご存じの方が多いと思うんですけど、
私は、後編は後編の終わり方というか・・・
今感じることっていうのを新鮮に捉えられる後編だなと思ったので、
結末をわかっていたとしても、きっと後編を見た後にTVシリーズと違った読後感というか、感覚になるんじゃないかと思います
私は、物語を見ているというより、ずっと自分の話だって・・・
監督が意図されていたかどうかはわからないんですけど、映画の中に引きずり込まれたんですね
桃果としてと言うより、個人として、視聴者として見ていた時に・・・
桃果が「これはあなたの物語」って前編で言うんですけど、それが後編で響いてきて、最後見終わったあとに、私自身に言われてた話なんだ、っていう感想になったんですね
なので、後編はもうちょっと先の公開になると思うんですけど、
皆さんもご覧になる時は「私の物語だ」というつもりで、自分の人生を重ねて、桃果が、「あなたが続きを見ないとこの物語は終わらない」と言っていたと思うんですけど、そんな気持ちで見て頂けたら嬉しいなと思います

こ：ありがとうございます
続けて、上坂さん

す：はい、後編・・・楽しみですね〜！
本当に、単純に楽しみです
アフレコ自体はもちろん録り終わっているんですけれども、
どんな音楽がつくんだろうとか、あのカットはどんな色になるんだろうとワクワクしてしまって・・・
台本を読んだだけでも、TVシリーズとは印象がまた新しくなるなということが確定しております
もう、胸がドキドキ・・・なんですけれども
リアルタイムで見ていた時、みんなどんな気持ちだったか一人一人に聞きたいんですけど、絶対にその時の気持ちとちょっと変わっている
だから、豊崎さんの仰る通り、彼らの物語でもあるんですけど、そこには自分もいるっていう・・・
特に今回は実写パートが印象的に使われていて、あれって見覚えのある景色じゃないですか
だから、ここも・・・新宿バルト9が存在する世界、みんながいる世界なんだなと思って・・・
運命ってなんだろう、ってピングドラムを見るたびに思うんですけど、答えが出なくてもいいと思います
でも、「なんだろう」って思いながら後編も見て頂いて、それからも続くみんなの人生をいろいろなものが彩っていくんじゃないかと思います
・・・よくわかんないオタクみたいになっちゃいましたけど→笑い
よくわかんないオタクが長いツイートで言うやつになっちゃったんですけど→笑い
とにかく、楽しみです！→拍手

こ：いえいえ、素敵でした・・・ありがとう
では、そろそろお時間になってしまいましたので、最後に監督から後編に向けてのおすすめポイントとか、総括してご挨拶を一言・・・

い：そうですね、実写を入れてるというのは、兄弟やキャラクターたちが僕たちの世界に生きてるよっていうことを伝えたかったんですね
実は、このバルト9周辺の風景もけっこう入ってるんですよ。気付いてる人もいると思いますけど・・・
あと、後編の見どころですが・・・
前編で桃果が二人に「なすべきことを見つけよ」って言うんですよね
後編で兄弟二人が見つけるものは何なのかっていうのを見届けて頂けたらなと思います
今現在、スタッフが昼夜問わずがんばってますので
どんなことになるんだろうかと僕も心配なんですけど・・・w
お楽しみに、お願いします→拍手

こ：ありがとうございました

それでは、ゲストの皆さまのご退場です
盛大な拍手でお送りください
幾原監督、豊崎愛生さん、上坂すみれさんでした！→拍手

あ：ありがとうございました！
す；ありがとうございました〜！

※お三方、客席に手を振りつつ（上坂さんはぬいぐるみでも手を振りつつ）退場されました

最後に、小泉さんより
・劇場版後編の公開予定日（7/22）
・劇伴のCDアルバム発売日（7/20）
・前編挿入歌が先行配信中
以上の告知がありました

こ：これにて舞台挨拶付き上映会を終了します
司会は渡瀬眞悧役、俺、小泉豊でした
皆さん、ありがとうございました→拍手

小泉さんも一礼され退場し、舞台挨拶は終了となりました
参加された皆さん、お疲れ様でした！

●出演者情報

＜幾原監督＞

＜豊崎愛生さん＞

＜上坂すみれさん＞

＜小泉豊さん＞


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