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【感想】ガールズバンドクライ(第9話「欠けた月が出ていた」)


以下、第九話全編の内容に触れていますのでご注意ください。

<前回の感想>

●冒頭

ダイダスも出演する例のフェスへ向けて、スタジオで練習中の5人。仁菜は自宅のクーラーが故障してしまい、暑さで眠れなかったらしくスタジオの冷房で涼んでいる。

誰ですか、予告を見て「電気代滞納?」とか言ってたのは

桃香はフェスへ向けて曲も詞も直したいと言う。仁菜は今ので好きだと言うが、「ありきたり」だと気にしている様子の桃香。
ルパに意見を求められた智だが、過去の記憶が脳裏をよぎる。以前のバンドメンバーとの穏やかではないやりとり・・・

何か言いたそうな智に水を向けるルパ。
過去の記憶。水面に波紋がたつイメージ。

「いいんじゃないの、別に」

そんな智を見て、少し寂しげな笑顔を浮かべるルパ。
ここでOPへ。

●Aパート

サブタイトル

第九話のサブタイトルはTHE GROOVERSの「欠けた月が出ていた」

まるで俺みたいな 欠けた月が出ていた
眠れないというのに 聴きたい歌もない
無人島の地図のような天井のシミを眺めていた
俺はトランクに何を入れ 何を置いて行くだろう

https://www.uta-net.com/song/144344/

冷房難民仁菜

ルパ智の家。ヘビにエサ(うずらの卵?)を与えようとする智だが、ヘビは食べようとしない。
智は桃香の曲にひっかかるところがあるらしいのだが、スタジオでは言わなかった。ルパに理由を聞かれても「別に。いいと思ったから」という返答。ルパもそれ以上追及しない。

冷凍マウスとかじゃないのね

「相変わらず、全然食べないわね・・・
そんなだと死ぬわよ」

そこへ来客を告げるチャイム。

「こんばんは~仁菜で~す」「間に合ってます!」

ここの食い気味の「間に合ってます」好きだなあ・・・
ドアに貼ってある「のトラブル」などと書かれたマグネット。よくあるっちゃよくある光景だが、智の回想の「面」のイメージとなんとなく響き合っているような気がしないでもない。

冷風を「吸う」のマジで何???
「減るもんじゃなーいしぃ~」もめちゃくちゃ好き

冷房が故障しているので涼みに来た仁菜。ちなみに桃香の家にも冷房はあるが、夜勤で不在のためこちらに来た、ということのようだ。

「涼んだら帰りなさいよ」
「そんなあ、殺生な」

「殺生な」みたいなやや古風な言い回しは、やはりおばあちゃんの影響だったりするんだろうか。
それはそうと、冷房を強くしようとしてリモコンの「パワフル」ボタンを押してしまった仁菜。するとエアコンが黒煙を吐き出してしまい・・・どうやら使うと故障するから「ダメ」と書いてあったらしい。というかよく躊躇なく押したもんだな。

「ダメ」ってこんなにわかりやすく・・・

冷房難民の集い

場面変わって、安和大明神すばる大菩薩(※筆者が勝手に言ってるだけです)こと安和すばるさんのお宅に押しかける仁菜、ルパ、智の3人。頼み込んで涼ませてもらうことに。

すばるが渋々了承したところで、智のヘビがいつの間にか解き放たれている。仁菜の仕業だろう。「暑いの苦手なんだって」と言っているが、ヘビは変温動物なのでエアコンが無いのはマジで死活問題なのだろう。

すばるのるーみっく的なポーズ。そういう回みたいです、今回。

近くでのバイトがもうすぐ終わるということで、桃香も顔を出すという。
1時間だけ涼ませてくれと言っていた仁菜は「みんなでご飯でも」とか言い出す始末。

今日、井芹のこの顔しか見てない気がする。

まんまと、という感じで終電はとっくに無い。

「つーか!最初からそれ狙ってたでしょ!」
「まあまあ、トランプでもやろうか」
「用意がいいなあ!」

ここのすばるの「用意がいいなあ!」の呆れと怒りをにじませつつもノリがいいツッコミの言い方がめちゃくちゃ好きですね・・・

てへぺろ

しかし智は「私はいい」と隣の部屋に引っ込んでしまう。

「亀太郎電鉄もあるよ?百年やる?」
「明日までいる気か?」

※「亀」太郎電鉄としたが、あまりはっきり聞き取れず自信はない。

仁菜が言ってるのは「桃鉄」的なゲームのことだろう。たぶんすばるの所有するタイトルなのだろうが、そういうの把握するくらいには一緒に遊んだりしてるってことですかね・・・ええやん。

みんなでこういうのやりがたり、仁菜。かわいいなこいつ・・・

智の様子を見に来たルパ。しかし智は「私のことはほっといて」とすげない。「わかりました」と引き下がるルパだが・・・

「文句があるなら言いなさいよ」
「文句?なんで文句があるんですか?」

おそらく、智自身が自分の態度があまりよくないことを自覚していて、引け目を感じていることから出た言葉ではないだろうか。

自分の殻にこもっている智・・・殻といえば、ヘビのエサの卵を思い出す(こじつけ?)

その後、3人でトランプ勝負をしていて桃香も合流したようだ。
仁菜の持ってきたトランプのエースの柄が鳥居になっているのが細かい。仁菜の趣味が反映されているのだろう。しかし戦績を見るとルパが強すぎる。

負けました・・・

「なんだこの状況は・・・」
「そもそもの原因はニーナ」
「違うよ!そもそもはうちのクーラーでしょ!」

うっかりスルーしそうになったのだが、このセリフにあらわれている仁菜の認知はなかなかすさまじい。たしかにクーラーが故障したのは何も仁菜が原因ではないかもしれないが、それにしても仁菜の問題であることには違いない。しかもすばるの家に3人で押しかけている点に関しては間違いなくルパ智のクーラーをぶっ壊した仁菜の責任である。(まあどっちにせよ仁菜一人でも押しかけてはきたのかもしれないが・・・)
さらに、お金を使わずに外で過ごすのは退屈だという話にもなるが、総じて「~~だから仕方ないじゃん!」と(言ってはいないが)いう論調なので徹底的に自分の責任ではないというスタンスなのではないかと思う。やっぱり仁菜はロックなんだよ・・・。

雑誌のタイトルが「神仏」徹底してるな・・・
下段右のぺたんこ座りの仁菜がカワイイ。

智の様子を気にする桃香。

「曲のこと、言ってなかったか?」
「特には・・・」
「そっか・・・なんか言いたそうだったんだけどなあ」

桃香としても、智のそういう気配は察知していたようだ。
そんな話をしながら、ビールを冷蔵庫に入れようとする桃香。

と、阻止しようとするすばる。
ここの「ぬぁ~・・・」みたいな声出してる桃香さんすっき

「おばあさまに見つかったらどうなると思ってんの!?」とすばるにド正論で詰められる桃香だが、朝までに全部飲み切るつもりらしい。ルパと2人で、というつもりだとしてもなかなか・・・
するとすばるの肩に乗っていたヘビに気づいた桃香が・・・

「ヘビ~~~~~!
イヤァーー!!」

初見のとき気づかなかったが、スクショしていてヘビが投げつけられたビールをかわしていることに気づいてゲラゲラ笑っちゃった・・・

ルパの圧倒的反射神経

絶叫して脱衣所(?)に逃げ込む桃香。

上段右の画像、ゆっ・・・くりスライドドアが戻る描写が桃香のスピードを感じさせてすき

「捨ててきて!いいから早く!!」
「桃香さん、ヘビ苦手だったんだ・・・」
「ヘビだぞヘビ!おまえら平気なのか!?」

人のペットに対して「捨ててこい」も随分な話だが、それはさておきこの仁菜の悪そうな顔といったら・・・好きな子へのイタズラを思いついた小学生男子くらいイジワルそうな表情じゃないだろうか。クソガキすぎてたまらない。

「古風なんですね」とルパ。古風とか今風とかの問題かなあ・・・?

「別にぃ~?」
「おかしいだろ!女子が4人もそろって全員平気なんて!」

言われてみれば、桃香以外ヘビが平気というのもなかなか偏っているのかもしれない。(これこそ偏見だろうか?)
それとここの仁菜、たぶんドアノブを引っぱっている(そういう音がしている)のだと思うが、なぜかドアに向かってふーふーしていて何度見ても意味がわからなくて好きすぎる。
そしてこの状況が「最高の肴」と言わんばかりの笑顔でビールをあおるルパ。

「桃香さんの後ろ、ヘビいますよ」

ここの「ふーふー」マジで何???
ホラーのライティングなんよ

ドライヤーにビビってビールの6缶パックを投げつける桃香。

絶叫、再び。

すんでのところでかわす仁菜と、すかさずキャッチするルパ。

ビールのパッケージに書かれた「抜群の切れ味!」が意味変わってくるだろ

「ナイス!ビール!」

野球の「ナイスピー!(ピッチング)」みたいに言うな、というのはさておき横で古風なリアクションをとっているすばるにも注目。今回そういう回なんで・・・

「いいから捨ててこい!」
「そんなことして、バレたら私が捕まるでしょうが!」

ド正論である。そしてそれ以前にやはり「捨てろ」は無いと思うよ・・・

押し合いへし合いしている仁菜と桃香。

「子供じゃないんだから・・・!」

正直仁菜に言われるのは「逃げるんですか?」より屈辱な気がするんですがそれは・・・

ドアを蹴り壊すルパ。ビール一本で酔っ払ったとも思えないので、シラフでやってるとしたらコワすぎる。

「どうですか!?」じゃあないんだよ

そんな騒ぎをよそに、ヘビを見ている智。やはりまだエサは食べないようだ。

「じれったい子ね、あんたも・・・」

翌朝、すばる宅を叩き出される4名。一応、夜が明けるまでは滞在させてくれるという温情があったらしい。
全員自分以外のせいでこうなったと思っているあたりが・・・

笑顔でキレるすばる。キレた顔でキレてもいいと思う。

桃香は「ヘビ、処分しとけよ」と言ってバイトに向かう。(飼い主を目の前にしてもやはり「処分しろ」と言えるのはマジですごいな・・・)
なおヘビだけはすばる宅に置かせてもらえたらしい。(さすがに)
帰ろうとする智だが、ギターの練習を見てほしいという仁菜。

公園?の藤棚の下に移動した3人。智は仁菜のギターを一聴してチューニングの狂いを指摘する。絶対音感があるのかまではわからないが、相当耳がいいらしい。
仁菜は練習で、弦を押さえる指先が固くなってきているのを実感しているようだ。

智に演奏を聞かせる仁菜。またしても智の脳裏に過去の記憶がよぎる。

また波紋のイメージ

「その腕でライブなんて、冗談じゃない」

以前のメンバーに向けて言った言葉だろう。

仁菜の演奏を聞いた智。

「いいんじゃない、趣味でやるぶんには」
「趣味?ステージじゃ無理ってこと?」

上達して、桃香に頼るのではなく「力になって一緒にやっていきたい」という仁菜。直すべきところを指摘してほしいと言うが智は「別に・・・」と目を逸らす。

それでも食い下がる仁菜に対し、智は辛辣な言葉を投げつけてしまう。

「そんなままごとギター、一生かかったってまともにならないわよ!」

「そっか・・・」

水滴が落ち、波紋の広がるイメージ。

ここでAパート終了。

このシーン、藤棚が出てくるので藤の花言葉を調べてみると「優しさ」「歓迎」「恋に酔う」「忠実な」「決して離れない」などがあるらしい。
花言葉については根拠というか出典というか、はっきりしない部分も多いので参考程度だが「そういうのもあるのか」と思って見ると場面の味わいが増すようにも思う。

そういえば・・・

すばる宅を叩き出されでそのまま「バイトに行く」と言っていた桃香だが、夜勤明けの朝からそのままバイトに向かうというのもなかなかハードだ。
しかしそのスケジュールで、あれだけ缶ビール空けてるのだから(ルパと2人で飲んだにしても)スゴい。以前も牛丼屋で生中いって、そのままバイトに向かう描写があったしな・・・私、やっぱり桃香さんのことが好きです・・・(告白)

●Bパート

2人のこれまで

智の回想。スタジオで、メンバーにドラムスティックを投げつけられる智。

「子供の頃からピアノで受賞連発してる人と、わたしらは別なの」

このセリフからは智が単にピアノ歴が長いだけではないとわかる。

人にスティックとか投げてはいけません。あとビールとかも。
やはり波紋のイメージ。

膝を抱える智にアイスを渡すルパ。エアコンはまだ直っていないらしい。

仁菜から智へのメッセージは「今日はありがとうございました」というスタンプ。ルパも「喜んでましたよ、仁菜さん」と伝えるが、「そんなわけないでしょ」と言う智。嫌われてしまったと思っているのだろうか。

場面変わって、すばる宅を訪れる仁菜。

「どのツラさげてやってきた?」
「えへ」

すばるにもギターを聞いてもらいにやって来た仁菜。
智に言われたことを伝えると、すばるも「けっこう言うねえ」というリアクション。

ルパが壊したドアは仁菜が36回払いで弁償することになったようだ。
あとビールの空き缶は早く片付けた方がいいと思うよ・・・

「やる気、なくなった?」
「なんで?」
「ま、本人がそれならいいか」

仁菜は智の言葉をまったく気にしていなかった。
ああいう言い方をされては、ちょっとは気を悪くしそうなものだが、音楽的に先輩である智の評価として素直に受け取っているのだろうか。こういうところも仁菜の稀有な素質ではないかと思う。

それはそれとして、仁菜のギターについてはすばるも智と同意見らしい。

下段右 洋画とかでよく見るポーズだ。『””』を表している、要は『強調』のポーズということらしい

「智って、たぶん臆病でさ。
嫌われたくないから、いつも離れたところでこっちを伺ってて、自分からは近づいてこない。
でも、こっちから近づくと・・・ガーッ!」
「ちょっと似てるかも・・・」
「ああ、ニーナもそんな感じだったよね」

高校を辞めたという境遇だけでなく、性格的にも智と共通点があることを仁菜は改めて認識したのかもしれない。

ちょうどそこへルパと智がやってくる。
指を痛めながらも、ギターを続けている仁菜を見つめる智。

「いいんじゃないの・・・弾きたければ、ステージで弾けば」
「どうしてウソつくの?」

これには「ふん」と何も言わず、ヘビを連れて出ていく智。(ということはエアコンは直ったのだろう)

智のセリフは、あれだけのことを言われてもへこたれない仁菜に対する、おそらくちょっとした譲歩なのではないかと思うが、けして腕前を認めて言っているわけではない。そういう意味で本心ではない。
そしてそれは人一倍「ウソ」に敏感な仁菜には伝わってしまう。そういうシーンだろう。智ちゃん、あまりにも不器用だね・・・

ルパはすばる宅に残り、以前のバンドが解散したときのことを話してくれる。前のメンバーはルパ含めて、智がネットで集めたらしい。プロ志向ではあったようだが、智の要求が強くなっていった結果、回想のような事態になってしまったらしい。

ギターとドラムの2人が抜けたあと、智はルパに部屋の保証人を頼んだらしい。そこから2人はルームシェアで暮らすことになったようだ。

「何度かプロのチャンスもあって・・・」
「そのたびに、誰かと衝突してダメにしてきたわけか」
「そのせいで、思ったことを口にするのが怖くなってるんだと思います。自分の本気をぶつけると、ダメになっちゃうんじゃないかって」

場面変わって、桃香にもギターを聞いてもらい、意見を求める仁菜。

「本気か?」
「ですよね・・・」

桃香の「本気か?」というセリフだが、「その腕で?冗談じゃない」というような感じではなく、居住まいを正す様子からしても、どちらかと言えば「本気でステージでギターを持とうと考えているのか」という、仁菜の覚悟を問うようなニュアンスではないかと思う。
その場合仁菜の「ですよね・・・」という返答からすると、前者寄りに受け取ったのかもしれない。
ただ、そういうすれ違いを描いたシーンのようにもあまり思えないので、この解釈はちょっと微妙かもしれない。

散歩へ

帰宅したルパ。ちょうどそのとき、ヘビがエサの卵を食べ始める。

「どんなに慎重で臆病でも、ただ見てるだけじゃ、何も進みませんからね・・・」
「どういう意味?」

これはヘビと、智を重ね合わせての言葉ではないかと思う。

「ちょっと散歩に行きませんか?」と智を連れ出すルパ。

「間違ってないから・・・」
「え?」
「ダメだからダメって言っただけ
あれじゃ、通用しないから・・・」

「じゃあなんで、弾いてもいいって言ったんですか?」
「それは・・・
だって、仁菜は期待してるんでしょう?桃香と一緒にステージで演奏したいって」
「だから智ちゃんに聞いたんですよ。うまくなりたいから」
「そんなの口先ではみんな言うのよ。本気だとか、うまくなりたいとか。
でも結局、本音はちやほやされたいだとか、気持ちよく歌いたいとか・・・」

その時、ギターの音が聞こえてくる。

「言う事聞けよ、この指・・・!」

そこには、ギターの練習を続ける仁菜の姿があった。

たまーに口悪いのいいよね

「3人のライブをみた時、私、はっきりわかったんです
この人たち、本気だ。うまさとか内容とか関係ない、ただ本気でステージに立ってるって」

「智ちゃんが求めるものも、それだけ、ですよね」

2人に気づく仁菜。

「ヘタクソーーーーーッ!」

「ええ・・・」これには仁菜も苦笑い

「絶対うまくなってやる!」

「・・・ヘタクソ」

「私、こういうの大好きなんです」

階段を降りていく2人。ということは仁菜のもとへ行ったのだろう。今度は、智も仁菜に対して具体的なアドバイスをしてくれたのかもしれない。
ちなみに、ルパはもちろんここで仁菜が練習していることを分かっていて智を散歩に誘ったのだろう。

別の日、スタジオに集まった5人。
やはり曲に対して引っかかる様子の桃香に、智が声をかける。

「この曲、今のままだとつまんないと思うんだけど」

「だよな!」

この表情・・・惚れてまうやろ!!!

智の本気を、桃香は歓迎している。そのことに少し驚いたような表情から、笑みを浮かべる智。

といったところでEDへ。

●全体的な感想

ルパと智、2人がメインとなる掘り下げ回でしたね。
これまでの経緯から、なかなか本心を言えない智。「素直になれない」なんてフレーズが浮かんだりもしましたが、そうではなくて音楽に関しては妥協できない性格、つまり一度口にしてしまえば取り繕うことができない、そういう「素直すぎる」ところが過去のバンドメンバーや、おそらく声をかけてきた音楽関係者とも衝突を生んできた原因でしょう。「素直さ」という点では仁菜ともよく似ている。

しかし、仁菜やメンバーたちの姿を見ていて、改めて本気をぶつける勇気を出した智。
ルパは「ライブを見た時から」仁菜たちの本気を理解していたと言っていましたが、ひょっとしたらそれは智も同じだったのかもしれない。心のどこかではわかっていたけど、勇気が出なかった。そういう状態だったのかも。そういう意味では「自分に素直になれなかった」とも言えるかもしれない。

しかしこれで音楽的にもぶつかり合いながら、楽曲的には桃香と智が中心となってより良い曲作りに向かっていけるでしょう・・・という期待が生まれる今回でした。

しかしヘビが怖い桃香さん、何度見てもカワイイな・・・
仁菜も8話とは打って変わって、そのクソガキっぷりを遺憾なく発揮したある意味では大暴れの回でした。
シリアス回でもギャグ回でもすばるが一番苦労人ポジというのは変わらず・・・誰か、彼女を温泉旅行とかに連れて行ってあげてください。

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