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『スタンド・バイ・ミー』の雑感


この映画は、4人の少年たちが織りなす、青春映画の金字塔です。とても有名なものなので、知っておる方も多いと思います。そのため、いろんなところでスタンド・バイ・ミーのネタが使われることも多く、あの有名なゲーム「ポケットモンスター」にも、スタンドバイミーの描写がありました。

気になるフレーズ『Friends come in and out of your life, like busboys in a restaurant.』

これは「友達はでき、また離れていく」という意味なのですが、なぜ、「like busboys in a restaurant(レストランの給仕みたいに)」というのが使われているのでしょうか。レストランの給仕(アルバイト)は、雇われては辞め、雇われては辞め、というように、ずっと同じ人がいるということはない、ということを表しています。友達も、できたと思っても、すぐに離ればなれになってしまいます。つまり、「Friends come in and out of your life, like busboys in a restaurant.」というのは、本当の友達をつくることは、とても難しいのだということを皮肉った言葉なのです。

◉監督:ロブ・ライナー ◉出演:リヴァー・フェニックス、ウィル・ウィトン、コリー・フェルドマン、ジェリー・オコンネル ◉公開日:1987/4/18

『スタンド・バイ・ミー』の概要

オレゴン州の田舎町、キャッスルロックに住んでいる、ゴーディ、クリス、テディ、バーンはいつも一緒に遊んでいた。ある日、4人は、行方不明になっているある少年が、30km先の森の奥で列車にはねられ死体のまま、野ざらしになっていることを知る。4人は「死体を見つけて英雄になりたい」という好奇心から、死体探しの旅に出ることとなる……。


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