【受託開発案件の獲得】実績ゼロ・取引先ゼロから立ち上げて分かった人の繋がりの大切さ
昨年(2023年)の夏に受託開発に取り組むことになりました。
キャリア支援やSES、ITスクールの立ち上げをしている中で受託開発の立ち上げに挑む。
実績ゼロの私たちにとってはハードルの高い立ち上げとなりました。改めて当時を振り返り受託開発の獲得までの流れを書いていきます。
エンジニアの成長の場をつくりたい!
私の周りには、エンジニアの人が多いです。
企業で働いている人もいれば、個人事業主の人もいます。
また、未経験からエンジニアを志す人達も多いです。
そんな状況の中、2年前からITスクールを立ち上げることになりました。
未経験からエンジニアに転身できるお手伝いとして、とてもやりがいのある仕事をすることができてます。
そんなITスクールの立ち上げと同時期にやったのがITの受託開発案件の獲得です。
エンジニアの成長する場は、実務経験です。
ITスクールで基礎的なことを学べます。会社の研修でも基礎的なことは学べます。
ただ、力がつくのは実務経験であります。
なので、受託開発案件が必要でした。
右も左も分からない中、打ち合わせを重ねて分かったこと
そんな受託開発をエンジニア3人と獲得に向けて動きました。
それぞれが、月額単価で80万以上を稼ぐ高単価のエンジニアと一緒に仕事することになりました。
最初の打ち合わせは、結論うまくいきませんでした。
自分たちの強みや特徴などうまく伝えられず、ありきたりな打ち合わせになりました。
2回目も私たちに任せるメリットがうまく伝わらず他社に流れる。。
5件ほど打ち合わせしましたが、全て上手くいかなたった記憶があります。
一番難しかったのが、実績が出せなかったこと。
業務委託のフリーランスエンジニアとしては、高単価がつきますが、業務請負だと実績がありません。
念願の初受注は人の繋がりから生まれる
ただ、打ち合わせを重ねるごとに何が必要かが分かってきて手応えも感じてきました。
また、市場の予算感なども把握できてきて、打ち合わせがスムーズになってきた手応えがあります。
そんな中、獲得した初受注。
単価にして、約50万ほどの案件を獲得することができました。
受注のきっかけは、私の友人でした。
3年前に出会っていた友人と飲みにいった時にたまたま話が進みました。
その友人が、なんと受託開発でかなり実績を上げていて、自分たちの受託開発を手伝ってくれることになりました。
人の繋がりは契約より強い
正直、友人からみたら、実績のない私たちと仕事をするメリットがあるかというとデメリットの方が大きいと思いました。
ただ、友人関係というのは強いですね。
「一緒に仕事がやりたいから」といって私たちを選んでくれました。
株式会社ファミここを立ち上げるまでに人の繋がりをずっと大切にしてきました。
新卒のころは、ビジネスとしてお客様と関わってきましたが、ここ数年、人間関係の構築に力を入れてきました。
まさにその力が発揮された瞬間でした。
ネットやテレアポで繋がった案件は全て案件化せずに失注した中、人の繋がりは強いなと再認識する瞬間になりました。
人のご縁は何をやってもうまくいく
この受注の裏には、たまたまであったという「運」の要素も大きいです。
というのも、私はその友人が受託開発をやっているとは知りませんでした。
たまたまコロナで疎遠になっていた友人だったので、久々に飲みにいったのがきっかけでした。
ある特定のビジネスのための人脈や仕事のための人脈を作っていたら今回の受注にはつながらなかったと思います。
仕事ではなく、友人としてたくさんの人とご縁を紡いできたからこそ今回の受託の立ち上げができたと思います。
かなりの好条件でできたのと、その後の継続した受注ができたのは、ビジネスライクな関わりではなく、お互いがお互いによって良い条件で話が進めれたからだと思います。
受託開発に限らず今回の件は、重要な教訓になりました。
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