しがない大学生の日常日記②

現代ではよりSNSやラインなど二次元的な関わりが増える中で僕が感じたことを綴りたいと思う。言葉とは実に面白く、よく言われるセリフではあるが言葉は人を傷つけるナイフでもあり、人を癒す治療薬でもあるのである。それを感じた際たるものが悪口と批判の違いである。

悪口と批判はとても似てる。表面的な形は瓜二つでありその受け手を戸惑わせ、傷つける可能性があるからとても厄介だ。だが二つは似てるようで決定的に異なる。

まず内容の密度に差がある。悪口は対象の表面的な部分について行われるのに対し、批判はそのバックグラウンドをしっかりと理解したうえで指摘する。この差はとても大きい。これが見られたのはアベノマスクだ。マスク2枚に対してSNS等でのみで情報を得て指摘をするのは悪口であり、その政策の背景を分かった上で指摘するのは批判である。

また批判というのは私情、感情を含むことはあってはならない。感情が入った時点でそれは悪口に成り下がるのである。批判は物事を理解すると共に冷静に行わなければならない。

つまり悪口と批判というのは限りなく近いようで内容の深度が決定的に異なる。受け手はそこを見極めるのは限りなく難しく、メッセージ上では尚更である。本当に言葉の世界は広くそして美しく難しい。この文章も学校もなく暇を持て余す大学生のものだ。なので読まれる方の中には思われることもあるだろうが、どうか悪口ではなく批判をしていただきたいと思う。

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