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「ハマスホイとデンマーク絵画展」(美術館めぐり⑧)

国立西洋美術館の常設展示で作品を見て、虜になったのがデンマークの画家・ハマスホイ。
今回、そのハマスホイにフォーカスした展覧会があるということで、ずっと楽しみにしていました。

いやー、めちゃくちゃ良かった。
「北欧のフェルメール」という呼び名もあるくらい、何気ない室内の日常の光景を、絶妙な陰影と色遣いで描く画家さんです。

今回、ハマスホイの作品を中心に、漁村の漁師の様子や、自然豊かな風景を描いたデンマーク絵画が一堂に会しています。

「青色」と「灰色」のバリエーションが本当に最高で、淡さやあたたかみをたたえつつ、全体的にどこか暗さや翳りも感じさせる作品群がたまりません。色がもつ深みや奥深さを、ゆったりとした時間の中で味わえる素晴らしい展覧会でした。

そして、東京都美術館は毎度毎度グッズが本当にいい。絵葉書も再現度が高く、紙質も申し分なかったです。そして、マグネットやバッジ、キーリングなど、絵が持つ色味や構図に味わい深さをそのまま具象化したグッズが最高です。

キーリングを買いましたが、とてもお気に入り。
オススメの展覧会です。

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