身軽になって推しが13人できました
夜中の1時20分。
終電でなんとか最寄り駅に到着したわたしを迎えに来てくれた母から、「おかえり。フォルケ、どうだった?」
「ただいま。お祓いするよりずっと身が軽いかも。いろんなものをぱさっと脱いできた、だからこれからもっとわくわくする予感!」
「お祓いしたことないやろ笑 でも、いいね。いい顔してる」
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ブリザードが吹くかもしれない、今のままでは寒いかもしれないと着ていた分厚いコート。自分を強く見せるための、鎧。
重くて仕方なかったそれらも、今までの自分には必要だったんだろうなあ。
そうやって息切れしながら空回りしながらどうにか走ってきた過去があって、2020年に東川ですてきな方々と出会うことができたし、大好きなVTSが予想外の景色を見せてくれている。
そう思えることが、すごくすごく嬉しい。
だから、お礼を言ってさよならできた。
今まで私を守ってくれてありがとう。ぞんざいに扱ってごめんね。
これからは、着こむ前にまずは体温を高くしたい。
あたたかい空気をまとっていきたい。
文字通り体温を高くしようと思ったら、しょうがを食べたり白湯を飲んだり(これも低体温なわたしには絶対必要)。
ならば、ふわっとわたしを包む温かさは?
しょうがや白湯の代わりに、自分が大切にしたい人や、わくわくして目が輝くものに触れた時間を自分の中に取り込むことで生まれる気がしている。
人の持つ空気=雰囲気って、その人が今までどう生きてきたかがもろにあらわれているものだと東川で思ったから。
自分がポカポカしてたら、ブリザードが吹いてもあったか貯蓄(ぱちさんが言ってたやつ、あったかい部屋から外に出たら数分は貯蓄でいけるよねって話)が常備されているから、身軽に行ける。
そのうえで、必要な時に、必要な素材・色・形のものを着る。
もちろん、自分が好きなものであることは大前提で。
それが、これからのわたし。
そんで、寒かったら、誰かと一緒にくっついてぬくぬくしよう。
暖炉を囲んでおしゃべりしながらゆっくりこれからを考えよう。
「自立することは、依存先をたくさん見つけることだ。」
昨日読んでいた本に書いてあった言葉。
依存先っていうより、土産話をもって、コンコンと訪ねたくなる誰かがいる場所を増やすことかなとわたしは解釈した。
孤高の戦士を、わたしは目指せない。さみしすぎる。
誰かと一緒にご飯を作って食べてお皿洗いしていたいし、ハグとただいまおかえりがある生活いいなあって思っている。
だからこそ、自分の毎日を生きていく中で、訪ねたいと思う人の顔が浮かぶこと。または誰かがわたしを思い浮かべてくれることを大切にしたい!
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それと、朝起きて、改めて今回出会えた人たちのことを考えていたら「推し」という言葉が浮かんできた。
成長を強制しあうことなく、お互いがお互いのファンで、推しで、ただただ幸せを願っている。輝いている姿から元気をもらうし、力が出ないときは寄り添いたいと願う。うわっ、しっくりくる~!
ということで、出会えたみんなの幸せを、心から願っています。
何かあってもなくても、ぜひぜひ訪ねてきてください。
そしてわたしがひょっこり訪ねてきたら入れてやってください。
北海道東川町でのフォルケ情報は、こちら!
https://schoolforlifecompath.studio.site/
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