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長男のイヤイヤ、次男のイヤイヤ

はじめに

イヤイヤ期。
子育てをしていれば誰もが通る道。
この記事では少し遅めのイヤイヤと少し早めのイヤイヤという2人のイヤイヤ期がかぶってしまい、1日中イヤイヤイヤイヤイヤイヤイヤが響き渡る家庭で何とか精神が崩壊しないように対処する方法を記したものです。
子どもは千差万別、参考にはならないかもしれませんがいやでも参考になる人がいるかもしれないので、ぜひ最後まで読んでいただければと思います。

【登場人物】
長男(3):
こだわりマイペース男。違和感を感じると徹底的に究明してくる。なぜなぜ期にも突入。

次男(1):
反骨精神旺盛。何でもいいからとりあえずイヤと言っておく。考えるより先に動くタイプ。

私(31):
子育て歴3年強。兄弟2人同じように育てているつもりでも本人たちの気質は全く異なるもので、それぞれの個性にあった対応が必要なんだなということをひしひしと感じている。


結論

結論から先に言うと、
とにかくイヤというときはポジティブなワードを浴びせて何でもいいからウンと言わせることが有効です。
イヤと言うから何でもかんでもイヤになってくるだけで、ウンと言わせればだんだん気持ちも前向きになります。
ポジティブな会話を挟みつつ最終的にはなぜダメなのかを伝えるというのが私の戦略。これが割と成功率が高いです。

イヤイヤ期の代表的な対処方法としては
・選択肢を提示する
・競争形式にする
・やりたいようにやらせる
・論理的に説明する (←長男にヒット!)
・共感する (←次男にヒット!)
などいろいろ挙げられていますが、これらの方法にプラスして
・その子にとってのポジティブワードを浴びせる
と成功率が上がります。

我が家の具体例

長男の場合

スーパーで月齢的にもう乗れないショッピングカートに乗りたくてイヤイヤ

長男のイヤイヤは本人の中でちゃんとイヤイヤする理由があるようで、そんなときはこちら側も受け入れられない理由をちゃんと説明すると納得してくれることが多いです。
ショッピングカートは対象年齢を守らないと怪我をする恐れがあるので、カートに書かれている注意書きを読みながら乗ったらダメな理由を説明します。さらに全然関係ないポジティブな会話も挟みます。

↓うまく説得できた時の会話です。

「乗りたい乗りたいイヤイヤ!」
「ほら!このカートの対象年齢は3歳未満って書いてるよ。あなたは今3歳長男だから乗れないね。3歳なのに乗ったらカートが壊れて体が痛くなるよ!」
「イヤイヤ!!」
「あ、3歳おめでとう!お誕生日はケーキ食べたね!おいしかった?」
「……?」
「いちごおいしかった?」
「……(うなずく)」
「おいしかったね!また食べたいね!何歳になったの?」
「さんさい……」
「そう!3歳やねえ!このカートは2歳の子が乗るものよ?カート乗る?」
「……(首をふる)」
「そう!乗らないねえ!よしじゃあお父さんと手つないでいこう!今日は何買う~?」
「ばなな!!」←いつも買うやつ

次男の場合

次男のイヤイヤは理由がなく気分でイヤと言っていることが多いので(理不尽なイヤイヤ)とにかく共感することが大事です。

【イヤイヤ例】
・オムツ履くのがイヤ、履かないのもイヤ
・寝るのがイヤ
・お父さんがイヤ
・まとわりつくのをやめるのイヤ
・とにかくオヤツをもっと食べたいもう食べないなんて絶対イヤ
・その他無数のイヤイヤ

↓うまくいったときの会話例です。

「オヤツタベタイ!!イヤイヤ!!ムキーーー!!」
「そうだよね〜イヤだよね〜もっと食べたいよね~お父さんももっと食べたいもん。食べないのイヤよな?でもね、だめなの。もう無いの。まだ食べたい?」
「タベタイ!!ムキーーー!!」
「食べたいよな!イチゴ好き?」
「ムキーーー!!・・・?」
「好きやな!リンゴも好き?」
「ウン」
「バナナも好き?」
「ウン」
「おいしいよね~また食べようね!バナナは何色?」
「キイロ!!」
「よしオッケーごちそうさましよう!」
「オトータンバナナキイロイネェェェ?!」
「うん黄色い。ごちそうさましよう」
「ゴチチタ!!」

会話例は端折って要点だけ書いていますが、実際は子どもが質問に答えてくれるまで根気よく声掛けしています。
このとき淡々と諭すように喋るのではなく、会話に勢いをつけてテンション高めで喋ると効果的です。

何を言うかはもちろん大事ですがそれが全てではありません。
なんとな~く親の言うことが楽しそうだなと子どもが感じてくれればこちらの言うことにも耳を傾けてくれます。
イヤイヤパワーを利用してうまく本人の好きなものに意識を向けさせることができれば、双方心に余裕をもって過ごすことができるかもしれません。

おわりに

イヤイヤ期は人生で大切な「意志」を獲得するのに重要な時期です。
だめなことはだめと、大人の言うことを聞かせる場面もときには必要と思いますが、そればかりでは親も子どもも息詰まってしまいます。
できる限り本人の意志を尊重できるように、楽しい雰囲気で選択肢を提示していきたいものですね。

【おまけ】長男の趣味
ズボンを後ろ前反対に着たい

これよくあるケースだと思います。
長男の場合、Tシャツは必ず黄色の同じもの、靴下は片方がこまち(新幹線)片方がはやぶさ(新幹線)、靴は左右反対・・・
最初は正しく着るように説得を試みていましたが、よくよく考えたらこれは本人の趣味であり別に誰が迷惑することでもないので、諦めて好きなようにやらせることにしました。
この状態で保育園に連れて行くのはちょっと気が引けますが、先生方はそんな長男も受け入れてくれているのでしばらく静観しようと思います。
直に落ち着くことを願って・・・


最後まで読んでいただきありがとうございました。

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shugo(@shugotky)




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