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【巨人】2017年6月18日の亀井の打席に未だに勇気を貰い続けている

生粋のG党で、4歳から現在に至るまでジャイアンツの応援をしている。ファン歴の中で、忘れられないシーンがある。

このシーンは思い出す度こみ上げてきて、未だに胸が詰まって、涙が出る。そして、落ち込んでいるときや、投げやりになりそうなときに定期的に思い出しては、励まされている。

心から巨人を応援していて良かったと思ったシーンであり、これからもずっと応援したいと思わせる瞬間だった。

2017年6月18日 巨人7×-5ロッテ

亀井、12回ウラの逆転サヨナラ3ランホームラン

2017年は交流戦で球団ワーストの13連敗を喫するなど、6月なのに優勝を諦めムードが漂っていた。打線も湿りに湿って、村田や長野が本来の姿の影もなく凡打を重ねていた頃。マギーだけが好調で、孤軍奮闘していたような形だった。

その日は膝を痛めた阿部慎之助に代わり7回から亀井を投入。代打出場が続く中で、久々の途中出場だった。

しかしロッテは湿る巨人打線に対して作戦に出る。マギーの敬遠だ。8回、10回とマギーを連続で敬遠し亀井で勝負。
結果は、キャッチャーフライと三振。チャンスをことごとく潰してきた。

そんな中迎えた12回ウラの打席。得点は4-5で同点のランナーが2塁にいるため、マギーをこの日3度目の敬遠。亀井に打席が回った。

カウント1-1からの3球目を完璧にライトに運んだ。ガッツポーズをして1塁に歩いていく亀井はすでに泣いていた。

そして、チームメイトが待つホームに帰ると、マギーが肩を叩いて祝福した。

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©︎デイリースポーツ

ヒーローインタビューでも、亀井は泣いていた。言葉をつまらせながら
「これ、最後打てなかったら、もう、、、命取られると思って、、、それぐらいの気持ちでいきました」
と残した。



2020年は前代未聞の状況で6月19日開幕となった。
阿部慎之助の引退によって、野手最年長となった亀井。
38歳の今年もさらなる活躍に期待したい。


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