見出し画像

【手技道コラムNo.42】~いつでも若返る健康法~(再掲)

2015.1.11掲載

あけましておめでとうございます、手技道の多治見です。

手技道も1月5日より営業を再開しております。

これまで健康の条件シリーズを続けさせて頂き、

勉強になるという有り難いお言葉も多数頂戴しております。

同時に、今後はより一層読みやすいコラムを目指し、皆様に役立つ手技道の技術・智識を伝えていきたいと思っております。

さて、年始最初のコラムは、若返りについてです。

手技道で若返るとはどういうことなのか少しご説明させて頂きたいと思います。

「若返り」と一言で言って、皆さんはどんなイメージをお持ちでしょうか?
一時期アンチエイジング(抗老化医学)という言葉が流行りましたが、これは肌のコラーゲンの回復など美容を目的としたものでした。

よく病院などで不定愁訴の訴えに「歳だから」と言われることがあるというお話を伺います。
しかし、施術を行っていると明らかにその方の肉体年齢が、実年齢より一般に肉体年齢が若いというと運動をしっかり行っている方をイメージすると思います。
しかし、そういう方は筋力等には優れても、逆に経年的に運動を行いすぎると、筋肉内部に疲労が蓄積し、以下の様なことが起きます。

過度の運動 ⇒筋肉内部の疲労 ⇒細胞レベルで溜まるから自主的なストレッチ等ではとれない⇒ 年をとってから急に膝や腰が痛み出す⇒『老化を実感!』

これは若い頃に運動能力が高く、一見元気でやってきた人ほど起こりやすいことです。

老化とは肉体が酸化、糖化することだと言われます。
手技道でも甘い物を禁止するのは、これにも一因があるからです。
酸化、糖化が進むと、細胞が錆びたようになってくるため、弾力や感触も弱まってしまいます。

施術を進めていくと、細胞が活性して年齢が高い方の身体の弾力が
若い方や、健康な方のように。
赤ちゃんの肌がもちもちしているのは、細胞が活性化し、エネルギーにあふれているからです。
そこにはミトコンドリアによるATP産生や、血流の活性による体温上昇、電子電位系や神経系による情報速度の加速による皮膚反射の感覚向上など、難しいお話は多数ございますが、それは次回以降、専門的な時にお伝えします。

この若返り効果について、変化した患者様ご本人に伝えても、こういう考え方、概念そのものがないのか、まさかという顔をされることも少なく有りません。
まぁ、よくなったのかなと思うくらいの方が多数です。
風邪になった時こそ健康の有り難さがわかりますが、元気になるとそれが当然のことになってしまうのと一緒です。

HPの理論の所にもありますように、手技道は刺激により、
同時に自主的には動かせないような細かい部分の筋膜や細胞が活性化します。

本来若さを保つためには、当たり前の基本的な生活が最も大切です。

若さを保つためにやるべきことの基本。
1.呼吸:長息、腹式呼吸、鼻呼吸。
2.食事:暴飲暴食を控える、身体を冷やさない(内外)
3.睡眠:7~8時間
4.運動:程々の運動、散歩。過度な筋トレ等は注意。
5.精神:常に好奇心を持つ

これらは総て今掲載させて頂いている『健康の条件』です。
現在シリーズ化している『健康の条件』も本質的には、この常に若くあることを行うための難しく書いている部分も多数ありますが、何故必要なのか詳細を知ることで理解を深め、本当に必要なのだとご理解頂けたらと思っております。

秦の始皇帝はじめ様々な時の権力者も欲した不老不死。
死なないなどということがなくとも、不老長寿、不老長生として、長く元気で生きていきたいとは誰もが思う願いだと思います。

それが僅かながらでも、叶うことであるのは、改めて手技道が行っていることが、一つの新ジャンルであることを痛感します。

今年も一年、万事に多幸と笑顔がありますように。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?