バブル期に育った私  ショートケーキとカッパえびせん

世間では、バブルで、お金持ちがたくさんいて、

観光地であった我が家は、



キラキラしてる大人や子供達が旅行に来るのを見ていました。


そんな時代にこんな子供達がいた事を知って欲しい。



子供の頃の、事を思い出し、書いてみようと。

ショートケーキ


私の父は、兄の工務店で働いている時があった。

父は優しい人で、困っている人を

助けるタイプ。

その時の話。



工務店の仕事も、波があって、

大変だったのか、

給料が払われずにいた。


父は、兄の会社である都合もあり、


我慢していたのか、、、




我が家は、お金がなくて大変だった。


母は、この時が1番大変だったと。


大きくなってから知った。



長男6歳、次男5歳、長女4歳、私2歳、弟0歳


の時だった。

山菜やセリを摘んで、

ご飯も買うのが大変で、、、


それでも、子供達に

お菓子をあげたくて、

母は、

1番小さい30円のカッパえびせんを


わけっこして


食べさせてくれた。


ある時、父が、

給料を少しでも欲しいと、言いに行った時、


父の兄の2人娘は、

誕生日でもないのに、


ショートケーキを一人一つずつ


食べていた。



その姿を見て、


父は兄の会社を辞めて


自分で塗装業の仕事を始めるのであった。




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