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新生児の授乳 ゲップの仕方 発熱、インフルエンザで小児科受診前に出来ること

産婦人科歴20年の小児科看護師
がお届けする、
授乳に関する重要なポイントを解説します。

おっぱいのトラブルについて。

また、赤ちゃんの体調不良についても解説。

飲みが悪くなったり、
尿の量が少なくなったりしたら、
小児科を受診しましょう。

飲んだミルク量や尿の回数を把握しておく

尿量や飲みっぷりが判断ポイント


授乳の辛さと注意点、食事と授乳の関係性、ゲップについてのアドバイス
赤ちゃんの体調不良についての対処法など、

役立つ情報をお伝えします。


産婦人科歴20年
現在、小児科看護師の私がやっていた事、
参考になれば嬉しいです。

  • 授乳の辛さと注意点、食事と授乳の関係性、ゲップについてのアドバイス、赤ちゃんの体調不良についての対処法など、役立つ情報をお伝えします

    授乳は、ミルクアレルギーがあったため、
    完母で育てました。

    最初の2週間位は、
    パンパンに張っていて、
    すごく痛かったのを、覚えてます。

    おっぱいが赤く腫れたり、
    しこりがあったり、
    痛みが強くなったりしたら、
    すぐに母乳外来に行ってくださいね。

    ひどくなると、お薬が必要な方もいます。
    酷くなると、
    おっぱいを切開することもあるので、
    我慢しすぎないでください。

    食事は、

    甘いものと油物はなるべく避けて、

    母乳が軌道にのるまでは、

    ちょっぴり我慢です。


    おっぱいが詰まらない様に
    水分も、
    多めにとってください。

ジュースはダメですよ。

カフェインは控えて、
麦茶、
ルイボスティーを飲みましょう。

おっぱいを
片方、5分づつ飲ませて、
足りなさそうな時は、
もう一回、5分づつ飲ませます。

いっきに10分飲ませないのは、
赤ちゃんが片方で、
飲まなくなっちゃうことがあるからです。


もし、おっぱいが切れたりして、
痛くて無理な時は、無理しないで、
ミルクを足して全然オッケー。


お母さんが楽な方を選んで大丈夫ですよ。

育児は、果てしなく続くので頑張りすぎは禁物ですよ。

ミルクを足して、ゲップをさせてあげます。

母乳が出なくても大丈夫です。

母乳をあげないせんたくもあります。
ミルクのみでも大丈夫ですよ。

あかちゃんは、
いっきに飲めないから、

授乳中に赤ちゃんが

吸わなくなっちゃった時は、

ゲップがたまって苦しくて飲めない場合が結構あります。

ゲップを出してあげましょう。

その時、ちょっとだけ、

ミルクが出ちゃうかもしれないけど、

溢乳だから心配しないでくださいね。

ゲップに押し出されて出てしまうだけです。


ゲップが出にくい赤ちゃんは、

ママの胸と赤ちゃんのお腹がピッタリつく様

に抱っこしてて、

背中をさすってあげると、

出ますよ。


お腹が重力で少しうつ伏せみたいになって

圧迫されるから出やすくなります。

後は、
胃軸の角度が人それぞれなので

出にくいこともあります。

ゲップがしっかり出ないと、
腸の方がパンパンになって、

赤ちゃんが苦しくてあまり寝ないで、

ぐずりっぱなしになることがあるから、

ゲップはしっかり出してあげましょう。



こんな感じで

一回の授乳が30分を目標にやると、

ママのストレスが変わってくると思います。


これを3時間おきに新生児はやるので、

ママも終わったらしっかり横になりましょうね。

赤ちゃんがちょっとづつ大きくなってくると、

ミルクの一回量が増えてくるので、
そうしたら3時間おきではなくなってくるから


安心してください。

今だけです。頑張ってください。



次は、赤ちゃんの泣き止ませ方
発熱した時の対応

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